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Databricks AI/BIダッシュボードからのAI/BI Genieの有効化

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個人的に嬉しい機能。
https://docs.databricks.com/ja/dashboards/index.html#enable-a-genie-space-from-your-dashboard

ダッシュボードを作成すると、ドラフト Genieスペースが自動的に作成されます。 Genieスペースは、ビジネスユーザーが自然言語を使用してセルフサービスのデータ分析を行うことを可能にするノーコードインターフェイスです。 関連付けられた Genieスペースを公開すると、閲覧者はダッシュボード データを別の方法で探索できます。 ダッシュボードで利用可能なものだけに基づいて知見を得るのではなく、より深い分析のために独自の質問をすることでデータに関与します。

Databricks AI/BIの傘の元、以下の二つの機能が提供されています。こちらの機能によって、Databricks AI/BIの統合度合いがさらに進みました。

ここでは、フライトデータを使ってみます。

  • flights: 各航空会社の飛行機のフライトデータ。出発地、目的地、遅延、キャンセルなどを保持。
  • airports: 空港データ
  • lookupcodes: キャリアコードから航空会社名に変換するテーブル。

ダッシュボード作成時にデータセットを選択します。
Screenshot 2024-09-27 at 11.07.12.png
Screenshot 2024-09-27 at 11.07.38.png

プロンプトあるいは手動でダッシュボードを構築していきます。ダッシュボードは概観を把握するのに適していますが、深掘り分析したいとなると若干物足りなくなります。
Screenshot 2024-09-27 at 11.21.27.png

そこで、表題の機能です。公開ボタンを押すとダイアログが表示されます。デフォルトでオンになっているこちらの機能、ダッシュボード作成時に指定したテーブルをベースにGenieスペースを一緒に作ってくれる機能です。これまで、ダッシュボード・Genieスペースの間の動線が無かったので助かります。
Screenshot 2024-09-27 at 11.21.38.png

オンの状態でダッシュボードを公開します。すると、左上にAsk Genieボタンが!
Screenshot 2024-09-27 at 11.22.02.png

こちらをクリックすることで、テーブルやサンプルの質問がプリセットされたGenieスペースにアクセスすることができます。便利。
Screenshot 2024-09-27 at 11.22.22.png

いろいろ問い合わせてみます。
Screenshot 2024-09-27 at 11.22.46.png
Screenshot 2024-09-27 at 11.26.56.png
Screenshot 2024-09-27 at 11.27.01.png

ただ、現時点ではこのGenieスペースでは、instructionを指定できないので回答が英語になりがちなのが。すみません。

テーブルなどは、Dataからedit form経由で変更が可能です。
Screenshot 2024-09-27 at 11.28.11.png
Screenshot 2024-09-27 at 11.28.34.png

こちらのGenieスペースは、マニュアルにある通り通常のGenieスペースとは若干取り扱いが異なることに注意してください。ダッシュボードの付属(コンパニオン)という位置付けです。Genieスペースのフル機能を使う際には、別途Genieスペースを作成ください。

下書きスペースと公開済み Genieスペースは、ダッシュボードの下書きバージョンと公開済みバージョンと同様に独立しています。 ドラフトダッシュボードに加えられた変更は、ダッシュボードが再パブリッシュされたときにのみ、パブリッシュされた Genieスペースに反映されます。 ドラフトおよび公開済みのGenieスペースは、ダッシュボードのコンパニオンです。 ファイルブラウザや genie リストページには表示されません。

いずれにしても、データの俯瞰と深掘りをシームレスに行えるようになる機能ですので、是非ご活用ください!

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