一年ほど前にDatabricksのダッシュボードの機能がLakeviewの名前の元、リニューアルされました。
様々な点で改善が図られていたのですが、レガシーのダッシュボードでサポートされていた地図のビジュアライゼーションがNewダッシュボードでサポートされていなかったことに悲しい思いをしていました。
しかし、今回改めてシンボルマップとして地図のビジュアライゼーションがサポートされました!
シンボルマップ
シンボルマップは、定量的なデータを特定のマップ位置に配置されたシンボルとして表示します。 マーカーは緯度と経度の座標を使用して配置され、このグラフの種類の結果セットの一部として含める必要があります。 次の例では、ニューヨーク州ニューヨークでの自動車衝突事故のデータを使用しています。
嬉しい。早速使ってみます。
データの準備
最低限でも緯度経度のデータが必要です。以下のような空港のデータを使います。
ビジュアライゼーションの作成
カタログエクスプローラでテーブルにアクセスし、右上の作成からダッシュボードを選択します。
デフォルトでは地図は表示されませんでした。アシスタントにも頼ってみたのですがイマイチだったので、手動で作成します。可視化のタイプからPoint mapを選択します。
緯度経度を選択すると、地図上にプロットが表示されます。
公開すれば地図ダッシュボードの完成です。
ズームも可能です。
もう一つの設定に色/グループ化があります。名前の通り、グルーピングに用いる列を選択することで、それに応じてマーカーが色分けされます。以下の例では国図別に色分けしています。
高度で分類も可能です。
名前の列name
は一意なので、空港ごとに色分けされてラベルも設定されます。
是非試してみてください!