ダッシュボードでも表形式で表示したいというケースは結構あると思います。当然、Databricksのダッシュボード(AI/BIダッシュボード)でもテーブルのビジュアライゼーションがあります。AI/BIダッシュボードでは日本語でビジュアライゼーションの作成を指示できますが、細かいところは手動で設定する必要があります。
マニュアルはこちらですが、結構素朴です。
今回色々設定を触ってみたので、こちらにまとめます。
タイトルと説明
チェックすると、ウィジェットの上の部分にタイトルと説明を記述できるようになります。
列の表示・非表示
列名にカーソルを合わせると目玉マークが表示されます。これで列の表示・非表示を切り替えます。
列の入れ替え
列名の左にある点がたくさんあるボックスを上下にドラッグ&ドロップします。
列名と表示位置の変更
列名の下にあるテキストボックスに入力することで表示列名を変更できます。テキストボックスの右のドロップダウンではセル内の文字の表示位置を変更できます。
特定の列を検索対象に含める
検索用にチェックを入れると、その列を対象に絞り込みを行えるようになります。
列の説明
その下にあるDescriptionに文を入力すると、列の説明文を追加できます。
ハイパーリンクの埋め込み
文字列の場合、デフォルトはText
ですが、ここをハイパーリンクにすることもできます。Link
を選択します。すると、テンプレートを指定できるようになります。テーブルの列にURL文字列が含まれている場合にテンプレートで指定することで、適切なリンク先を動的に指定できるようになります。
以下の例では、full_url
という列にURL文字列が含まれています。これをURLテンプレートに{{ <列名> }}
という形で指定することで、動的にリンクを埋め込むことができます。リンクの表示文字列を制御したい場合にはテキストテンプレートを指定します。
この例では、year
には年、month
には月の英語表記、title
にはページタイトルが含まれているので、以下のような文字列が表示されることになります。
動的なスタイルの変更
特定の条件を満たす場合に文字の色を変えたいという場合には、Font conditionsを追加します。すると、列に対する条件を指定できるようになります。
グリッドの設定
Gridタブを開くと、列の幅調整の可否や一ページあたりの表示レコード数を設定できます。