以前からクラスター作成画面のシンプルなフォームの存在には気づいていましたが、最近になってシンプルなフォームがデフォルトでオンになっていることに気づきました。
名前の通り、指定する内容が簡略されたフォームとなっています。旧来の作成画面とのマッピングは以下の通りです。
大きな変更点は以下の通りです。
項目 | 従来 | (新)シンプルなフォーム |
---|---|---|
Databricksランタイム | MLか非MLかを選択してランタイムを選択 | 機械学習のチェックでMLランタイムか否かを選択 |
Driverノードのスペック | デフォルトはワーカーノードと同じ | 選択項目は高度なパフォーマンスの下に。デフォルトは自動でワーカーノードと同じVMが選択される |
マルチノードかシングルノードか | ラジオボタンで選択 | ワーカータイプ右側のシングルノードチェックボックスで選択 |
自動停止 | 非アクティブ時間が... で指定 | 指定場所が高度なパフォーマンスの下に移動 |
アクセスモード | アクセスモードで選択 | Advanced配下で指定。デフォルトはクラスター構成に基づいて自動でアクセスモードを選択する自動に |
これまでにも「MLランタイムを選択するのを忘れた」という声を伺っていましたので、ランタイム選択の改善は個人的にも嬉しいです。それ以外の部分に関しても、デフォルトで最適な設定を自動で最選択するという考え方で再設計されたと私は認識しています。
シンプルなフォームをオフにすることで従来の画面に戻すことも可能です。