Create and share Lakeview dashboards | Databricks on AWS [2023/9/21]の翻訳です。
本書は抄訳であり内容の正確性を保証するものではありません。正確な内容に関しては原文を参照ください。
プレビュー
本機能はパブリックプレビューです。
皆様のチームに情報をもたらすデータ洞察を共有するためのデータのヴィジュアライゼーションを構築するために、Lakeviewダッシュボードを活用することができます。
Lakeviewダッシュボードには、新たな可視化ライブラリと設定体験が含まれています。
Lakeviewダッシュボードは、可視化のアクセス権とデータセットのアクセス権を管理します。これは、Databricks SQLのダッシュボードとは異なり、Databricks SQLのクエリーを通じて作成、管理されるコンテンツを表示するものではありません。
Lakeviewダッシュボードには、以下のコンポーネントがあります:
- データ: データタブでは、ユーザーはダッシュボードで使用するデータセットを定義することができます。ダッシュボードを共有する際にデータセットはダッシュボードにバンドルされます。
- キャンバス: キャンバスタブでは、ユーザーはビジュアライゼーションを作成し、ダッシュボードを構成することができます。
データセットの定義
ダッシュボードで使用するデータセットを定義するためにDataタブを使用します。
以下のようなデータセットを定義することができます:
- 既存のUnity Catalogテーブル。
- 既存のUnity Catalogビュー。
- Unity Catalogのテーブルやビューに対する新たなクエリー。
Databricks SQLのクエリーをLakeviewに移行するには、新たなデータセットを定義するために、SQLクエリーのテキストをコピー&ペーストします。
キャンバスにウィジェットとビジュアライゼーションを追加
ダッシュボードを構成するためにCanvasタブを使用します。ビジュアライゼーション、テキストボックス、フィルターのようなウィジェットを追加するために、キャンバスの下にあるツールバーを使用します。
データセットを直接編集することなしに、ビジュアライゼーションの設定で追加の集計処理や時間のビンを適用することができます。サポートされている可視化には、line、bar、area、pie、scatter、counter、table、pivotチャートタイプがあります。
データセットのフィルター
Lakeviewダッシュボードでは以下のフィルタータイプがサポートされています:
- 単一選択のドロップダウン
- 複数選択のドロップダウン
- テキスト
- 日付
- 日付範囲
1つ以上のデータセットにフィルターを接続することができます。1つ以上のデータセットにフィルターを接続するには、データセットに対して複数のFilter on条件を追加します。フィルターは選択されたデータセットを用いて作成されているすべてのビジュアライゼーションに適用されます。フィルターの選択は他の全てのフィルターにカスケードします。
注意
クエリーパラメーターはサポートされていません。
ダッシュボードでのドラフトとコラボレーション
新規ダッシュボードはドラフトとしてスタートします。コラボレーションするためにお使いのワークスペースの他のユーザーとドラフトを共有することができます。ダッシュボードのドラフトでは、すべてのユーザーは自分の資格情報を用いて、データやビジュアライゼーションとインタラクションします。
共有の詳細については、Lakeview dashboard access controlをご覧ください。
Lakeviewダッシュボードの公開
お使いのDatabricksワークスペースのすべてのユーザーに共有できる現行のダッシュボードのクリーンなコピーを作成するために、ダッシュボードを公開します。公開ではユーザーに自動でダッシュボードは共有されません。ユーザーやグループに対して参照権限を設定して、明示的にダッシュボードを共有することができます。
Lakeviewダッシュボードを公開するには、あなたは少なくともCan Editoを持っている必要があります。
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Lakeviewダッシュボードをオープンします。
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右上のShareドロップダウンメニューで、Publishをクリックします。公開ダイアログが表示されます。
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公開されるLakeviewダッシュボードで使用する資格情報を選択します。オプションとして、あなたの資格情報を埋め込むことができます。
- Embed credentials: すべてのダッシュボード参照ユーザーはあなたの資格情報と計算資源を用いてクエリーを実行します。これによって、背後のデータやSQLウェアハウスのアクセス権を持たないユーザーで合ってもダッシュボードを参照することができます。アクセスを許可していないユーザーに対してデータが公開される場合があります。これはデフォルトのオプションです。
- Don’t embed credentials: すべてのダッシュボード参照ユーザーは自身のデータと計算資源の資格情報を用いてクエリーを実行します。参照者がダッシュボードを参照するには、ワークスペース、アタッチされているSQLウェアハウス、関連づけられているデータへのアクセス権が必要です。
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Publishをクリックします。
公開したダッシュボードは、お使いのDatabricksワークsペースのすべてのユーザーと共有することができます。Lakeview dashboard access controlをご覧ください。
注意
プライベートプレビューバージョンのLakeviewダッシュボードには、お使いのDatabricksアカウントの全てのメンバーとダッシュボードを共有する機能が含まれています。プライベートプレビューに登録するにはDatabricksアカウントチームにお問い合わせください。