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(小ネタ)Salesforce フローのエラーメール通知先をSlackにする

Last updated at Posted at 2022-12-23

はじめに

みなさん、Salesforceのフローのエラーメールが大量にきていて見にくかったり
本番と開発の環境のエラーメールが受信BOXに混在してややこしかったりしませんか?
エラーメールをSlackに通知してフローのエラー対応をやりやすくしていこうと思います。

今回記事の中で設定する内容は、Slackの有料プランでないと使用できませんのでご注意を

検証に使う環境は、Trailheadのハンズオン組織です。
データに関してもデモデータ + 検証で作ったデータしか入っていません

やること

  • Slackチャンネルのメールアドレスを取得
  • 取得したメールアドレスを、フローのエラーメールの送信先として登録

エラー通知先Slackチャンネルのメールアドレスを取得

1. 送信予定のチャンネルを開く
2. チャンネル名をクリックし、インテグレーションタブを開く
3. このチャンネルにメールを送信するをクリック
4. メールアドレスを取得するをクリック

以上のステップでメールアドレスを取得できました。
次は、Salesforceの設定をします。

フローエラー通知 - slackテスト - 1 個の新しいアイテム - Slack.png

スクリーンショット 2022-12-20 3.32.15.png

エラーメール送信先を設定

1. 設定>プロセスの自動化設定にアクセス

プロセスの自動化設定 _ Salesforce.png

2. プロセスまたはフローのエラーメールの送信先の変更

プロセスまたはフローのエラーメールの送信先
プロセスまたはフローを最後に変更したユーザ。からApex 例外メールの受信者に変更します。

プロセスの自動化設定 _ Salesforce (1).png

3. 設定>Apex 例外メールにアクセス

Apex 例外メール _ Salesforce (1).png

4. Slackチャンネルのメールアドレスを追加

Salesforce 以外のメールアドレス外部メールアドレスにSlackチャンネルのメールアドレスを追加します。

Apex 例外メール _ Salesforce.png

動作確認

エラーが起きる様にフローを組んでデバッグ実行します。

スクリーンショット 2022-12-20 3.54.34.png

メールの内容が、Slackに通知されました。

スクリーンショット 2022-12-20 3.50.57.png

スクリーンショット 2022-12-20 3.51.31.png

さいごに

Slackにエラーメールを送信することができました。
業務の中心がSlackになっている人にとっては多少便利なのではないでしょうか?
通知された内容が見にくい等あれば、Slackチャンネルのメールアドレスではなく
AWS SES + AWS Lambda等を組み合わせて、
特定のメールアドレスに送信→メール本文を抜き出しそれをSlack通知等すれば通知先の制御や通知内容もカスタマイズできるのでさらに良くなると思います。

参考にさせていただいた記事

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