はじめに
業務外でWEBページに埋め込む形で使用しているスプレッドシートのカスタマイズについて相談され、
そもそも自身で埋め込んで使用したことが無かったため、
手始めに埋め込んだ際の挙動を調査したものを記事にしました。
WEBページに埋め込む手順
スプレッドシート上部のタブ
「ファイル」>「共有」>「ウェブに公開」
を選択します。

「埋め込む」タブを選択し、「公開」ボタンをクリックするとスプレッドシートが公開され、埋め込み用のタグが表示されます。


埋め込み用のタグをWEBページに記載することで、スプレッドシートの内容を表示することができます。

公開時の詳細設定
公開するコンテンツの設定
埋め込みリンクを生成する際、ドキュメント内のシート全体を公開するか、特定のシートだけを公開するかを選択することができます。
特定のシートだけを公開する場合は、どれか一つのシートしか選べないようです。

埋め込みURLに設定できるパラメタ
埋め込み用のURLに対し、以下のパラメタを設定することができます。
パラメタ | 内容 | 指定する値 |
---|---|---|
gid | 初期表示したいシートのID | 0 もしくは9桁のシートID |
range | 埋め込み時に表示する行と列の範囲 | A1:B14 など |
widget | シートタブを下部に表示するかどうか | true もしくは false |
headers | 行番号と列文字を表示するかどうか | true もしくは false |
chrome | タイトルとフッターを表示するかどうか | true もしくは false |
-
gid
- 初期表示するシートを指定したい場合、このパラメタを設定します。
- 一番左のシートの gid は 0 です。
- それ以外のシートの gid は、それぞれのシート毎に設定された9桁の数字です。
- gid はスプレッドシートで該当シートを表示した際のURLから確認できます。
-
range
- 公開時に表示する行と列の範囲を指定したい場合に、このパラメタを設定します。
- 閲覧者はこのパラメタを除去してアクセスすることも可能なので、見られてはいけない情報が範囲外のセルにある場合見られてしまう可能性があるので注意しましょう。
-
widget
- シートタブを下部に表示するかどうかを設定できます。
- 表示しない場合、代わりに以下の画像のようなフッターが表示されます。
-
headers
- 行番号と列文字を表示するかどうかを設定できます。
-
chrome
- タイトルとフッターを表示するかどうかを設定できます
その他の細かな挙動
自動更新
- 公開されたスプレッドシートは数分ごとに自動的に表示内容が更新されます。
- widget パラメタを true にしている場合に自動更新が行われる旨がフッターに表示されますが、false の場合でも自動更新は行われます。
- シート内で
Now()
等の現在時刻を取得して表示内容を変える処理を記載している場合も、正しく動作します。
行と列の非表示
- 公開したシート内で行もしくは列を非表示にした場合、WEBページに埋め込まれたシートからも表示されなくなります。
他のシート・スプレッドシートからの参照
- 公開していない別のシートのセルから値を参照して表示することが可能です。
- また、公開していない別のスプレッドシートから
IMPORTRANGE
等で値を参照する場合も正しく動作します。
スタイルの調整
- 公開したスプレッドシートは、デフォルトだと縦横幅が短い状態で表示されます。
- 埋め込みタグの中に style タグを追加することで調整することができます。