コンテンツ配信をグローバルロケーションを使って効率的に実施するコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)サービス
特徴
グローバルエッジネットワーク
- 高い信頼性、低レイテンシー、高スループットのネットワーク接続
- 210以上のエッジロケーションによる高性能な分散配信
セキュリティ
- AWS WAF/ AWS Certificate Managerとの連携やDDos対策によるセキュリティ機能
- アプリケーションを HTTPS 経由で配信し、ビューアクライアントと CloudFront 間の通信を暗号化し保護できる
- さまざまな機能を使用してコンテンツへのアクセス制限ができる
可用性
- Origin Shieldによって、オリジンリクエストの量を自動的に削減できる
継続的デプロイ
- ドメインネームシステム(DNS)を変更せずにリリースを段階的に展開する機能を使用し、継続的インテグレーション(CD/CI)パイプラインに簡単に統合できる。
キャッシュの保持期間の種類
TTLなどを利用してキャッシュに保持する期間を制御できる。
種類 | 概要 |
---|---|
TTL | ・CloudFrontで設定されるキッシュ保存期間 |
Expiresヘッダー | ・Cache-Control ヘッダーのExpiresヘッダー ・キャッシュの期限切れ日を設定することができる |
Cache-Control max-age |
・CloudFrontがオリジンサーバーからオブジェクトを再度取得するまでにオブジェクトをキャッシュに保存する期間を指定できる。 |
コスト
料金は従量課金制で、使う地域によって値段が変わる。
- 送信データ転送 : Amzon CloudFrontエッジロケーションから転送されたデータ量
- HTTP/HTTPS リクエスト : リクエストの数とタイプ(HTTP/HTTPS)リクエスト
- 無効化リクエスト : 毎月、無効化をリクエストした最初の1,000パスまでは追加料金はなし。それ以降は無効化をリクエストしたパスごとに0.005USDが発生する
インターネットへのリージョン内データ転送アウト(1部載せときます)
/月 | 米国 | 日本 | インド |
---|---|---|---|
10TBまで | 0.085USD | 0.114USD | 0.109USD |
次の40TB | 0.080USD | 0.089USD | 0.085USD |
次の100TB | 0.060USD | 0.086USD | 0.082USD |
オリジンへのリージョン内データ転送アウト
米国 | 日本 | インド | |
---|---|---|---|
すべての データ転送 |
0.020USD | 0.060USD | 0.160USD |
HTTPメソッドのリクエスト料金
米国 | 日本 | インド | |
---|---|---|---|
HTTPリクエスト | 0.0075USD | 0.0090USD | 0.0090USD |
HTTPSリクエスト | 0.0100USD | 0.0120USD | 0.0120USD |
おわりに
自分用の備忘録としてまとめました。
間違っている箇所がありましたらご指摘よろしくお願い致します。