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AWSのさまざまなデータベース①

Last updated at Posted at 2022-12-05

データベースの役割

データベースの主な役割は「データの蓄積」と「データの使用」で、大量のデータを蓄積し、必要に応じてデータを利用することができる。

データの利用はCreate(作成)、Read(読み込み)、Update(更新)、Delete(削除)の4つの機能からなり頭文字をとってCRUDと言われている。

トランザクション

データベースをある一貫した状態から別の一貫した状態へ変更する1つの束のこと

トランザクション処理のASID

  • 原子性(Atomicity)
    • トランザクション処理は完全に実行される(COMMIT
      )、もしくは完全に実行されない(ROLLBACK
      )性質を表します。
  • 一貫性(Consistency)
    • トランザクションが必ず一定のルールに沿って
      データベースに変更を行う性質を表します。
  • 独立性(Isolation)
    • 複数の処理が同時に実行されても、それぞれがお互いに干渉しない性質を表します。
  • 永続性(Durabirity)
    • 一旦確定(COMMIT)したデータは、その後障害が発生しても永遠に変わらず保持される性質

データベースの種類

リレーショナルDBか非リレーショナルDBの大きく分けて2つのDBがある

リレーショナルDB

ORACL, MySQL, PostgreSQLなどのDB

  • データ間の関係性が定義されたデータを取り扱う一般的なDBシステム
  • データ操作にはSQLを使用

ビッグデータ向けDB

NoSQL

  • リレーショナルDBの構造を持たずSQLを使用しないDBの総称
  • ただし操作しやすいように一部SQLやSQLに似たクエリ処理を適用したモデルもある
  • 非構造化データ(音声、動画、テキストなど)や半構造化データ(XML, JSON, 文書など)を扱える
  • KeyとValueのみのデータを扱えるため軽くビックデータに向いている

NoSQLのデータタイプ

キーバリュー型

Key Value
ニャオハ (図鑑Number : 001, タイプ : くさ, 最終進化: マスカーニャ)
ホゲータ (図鑑Number : 004, タイプ : ほのお, 最終進化レベル : 36レベル)
クワッス (図鑑Number : 007, タイプ : みず, 最終進化タイプ : みず・かくとう)
  • バリューの内容に関しては、データごとに異なっていて良い。
  • 構造がシンプルなので高速に処理できる上、容量も少なくすむ。
  • 複雑な検索処理に適していない

AWSサービス
ElastiCache, DynamoDB

カラム指向型

Key 図鑑Number タイプ 最終進化 最終進化タイプ
ニャオハ 001 くさ マスカーニャ くさ・あく
ホゲータ 004 ほのお ラウドボーン ほのお・ゴースト
クワッス 007 みず ウェーニバル みず・かくとう

Key-Value型にカラムが追加されたデータベースで、キーごとに任意のカラムを追加できるのに加えて、全てのカラムにバリューが入っている必要がないため柔軟にデータベースを構築できる。

AWSサービス
DynamoDB

ドキュメント型

キー
ニャオハ
{
	ZukanID : 001
	taipu : "kusa"
	saisyu : "masuka-nya"
	saisyuTaipu : "kusa&aku"
}

キーに対してJSONやXML形式でデータを管理するデータベースの種類

AWSサービス
Amazon DocumentDB

グラフ型

グラフ演算に特化したDBでデータの関係性をグラフで相互に結びついた要素で構成されている
RDSと比較すると高速横断検索が可能

AWSサービス
Amazon Neptune

おわりに

NoSQLに対して苦手意識があるので今度まとめてみたいと思いました。
間違いがありましたらご指摘いただけると助かります。

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