生徒 ジョン
講師 先輩
ここで登場するのは、
プログラミング歴なしのジョン(主人公)。
AWS講師の先輩。
ジョンが一人前のAWSエンジニアになる物語です。
インフラって何??それ美味しいの???
って方に向けて、極力わかりやすくAWSを紹介していきます。
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ジョン
「インフラって言葉聞いたことあるんだけど、ネットにおけるインフラってなんっすか?」
先輩
「そんなの自分で調べろ。ググったら出てくる」
ジョン
「え?わからないんですか?www」
先輩
怒。。
「生活や仕事などを営む上で不可欠なものあるだろ(公共の福祉のため整備・提供される施設)。水道とか道路とか」
「ネットでもこの土台部分が整備されてないとコンテンツすら見れないって訳だ」
「だからネットにおけるインフラとは、主にサーバーやストレージやネットワークのことを指すんだ」
ジョン
「おお。わかりやすい。」
「じゃあ。クラウドってなんですか?」
先輩
「雲だよ!!!!!!!」
ジョン
「馬鹿にしないでくださいw」
先輩
「馬鹿にしてるようだけど、間違ってもいないんだな」
ジョン
・・・・・?????
先輩
「そもそもクラウドって定義が曖昧なんだ」
「インフラにおけるクラウドとは。。。。。」
「簡単に説明すると、ジョンがサーバーを持っていなかったとしても、ネット上でサーバーを持つことができるんだ」
「サーバーに限らず、ストレージっていうデータの保管場所やネットワークも構築できる」
「ようは、秋葉や日本橋に行ってサーバーを購入してーセットアップしてーなんてことしたくねーだろ?」
ジョン
「そんなことしてる時間があれば、BBQでもしたいっすねw」
先輩
「遊ぶことしか頭にねーのか。w」
「時間だけでなく、サーバーを借りることで費用も抑えられる。」
「1台サーバーを用意して何万って払うのと、借りて1ヶ月課金の何百円ならどっち選ぶ?」
ジョン
「後者ですねーー」
先輩
「もちろんここだけ伝えれば、クラウドのメリットばかりに感じるよな」
「でも自前でインフラを準備する。これをオンプレ(オンプレミスの略)っていうんだが、オンプレにした方が有利な場合もある。」
「ケース×ケースだが、例えば自社で独自のセキュリティーを高めたいとかの場面に有効なんだ」
「しかし、そうなったらセットアップやサーバーを構築・維持する技術者も必要だよな」
ジョン
「確かに。」
先輩
「固定費を支払っても十分メリットがある場合はオンプレにする場合もあるんだ」
「でも時代はクラウド化してるらしいけどな」
ジョン
「どこでそのインフラを借りることができるのですか?」
先輩
「いろいろあるけど、今後インフラに興味があるならAWSがいいんじゃなかな?」
ジョン
「【AWS】って????」
先輩
「みなさんお馴染みのAmazon.com社が提供するクラウドコンピューティングサービスのことだ」
「Amazon Web Serviceの頭文字をとったものだな」
「Amazonって、膨大な情報量(商品や顧客などなど)を処理しなければならないだろ?その技術を一般の人にも提供してる訳」
ジョン
「AWSがなぜおすすめかというと」
・低価格、初期費用なし、従量課金制
→使用した分しか費用が発生しないし
・継続的な値下げ
→過去10年で70回の値下げ
・サイジングからの解放
→サーバーの台数を瞬時に増減できる。
・ビジネス機会を逃さない
→オンプレだとサーバーを運用するまでに、購入、セットアップなどで半年や数年かかることもあるが、AWSなら瞬時にサーバー構築ができる。
・最先端の技術をいつでも使用可能
→AWS では 165 を超えるサービスを提供(投稿日現在)
・いつでも即時にグローバル展開
→AWSでは世界中にデータセンター(リージョン)があり、アベイラビリティゾーン(複数のデータセンター郡)が存在しているため。グローバルに展開可能。
・開発速度の向上と属人性の排除
・マネージドサービスによる、運用負荷の軽減
・高いセキュリティーを確保
・24時間365日日本語によるサポート
詳しくは
https://aws.amazon.com/jp/aws-ten-reasons/
ジョン
「訳わからないですけど、とりあえずメリットは沢山あるってことですね」
「ちょっとAWSに興味を持ってきました。今から勉強します!!!」
先輩
「質問も従量課金だからな」