概要

前回に引き続きVueのチュートリアルをやってみます。今回はStep5からの続きです。
今回はポモドーロを試しているので変なところで終わるかも…

Step5

双方向バインディングについて

データバインディング

参考
UIの変更とデータを同期させる仕組み。
データからUIへの反映を認めるが逆は認めないのが単方向バインディング、
両方向の反映を認めるのが双方向バインディング。
後者はシンプルだが拡張性に乏しく、前者がその逆。
Vueは前回のv-bindとv-onを併用することで双方向バインディングが実装できる。

双方向バインディングの構文は下記の通り。単体のタグの中にv-bindとv-onが同居している。

<input :value="text" @input="onInput">

上記のシンタックスシュガーとしてv-modelディレクティブが用意されている。

<input v-model="text">

これを使った場合、HTML要素ごとに規定のイベントがハンドルされる。
テキストのinputなら@input, <input type="checkbox">なら@changeなど。

Step5 実践

以下をv-modelを使ってリファクタする。

Step5.vue

<script>
export default {
  data() {
    return {
      text: ''
    }
  },
  methods: {
    onInput(e) {
      this.text = e.target.value
    }
  }
}
</script>

<template>
  <input :value="text" @input="onInput" placeholder="Type here">
  <p>{{ text }}</p>
</template>

リファクタ後は下記
onInputメソッドまで省略されているところがポイント！

Step5-Ans.vue

<script>
export default {
  data() {
    return {
      text: ''
    }
  }
}
</script>

<template>
  <input v-model="text" placeholder="Type here">
  <p>{{ text }}</p>
</template>

Step6

条件付きレンダリングについて

v-ifディレクティブ

v-ifディレクティブで条件付きレンダリングが可能。

<h1 v-if="awesome">Vue is awesome!</h1>

awesomeプロパティがTruthyなら描画される。

Truthy : 真値とみなせる値のこと。Falsyな値を除く全ての値はTruty
Falsy : JSで偽値として定義されている値。0, "", null など

v-else-if や v-else の条件も作成できる。

<h1 v-else>Oh no 😢</h1>

Step6実践

Step6.vue

<script>
export default {
  data() {
    return {
      awesome: true
    }
  },
  methods: {
    toggle() {
      this.awesome = !(this.awesome)
    }
  }
}
</script>

<template>
  <button @click="toggle">Toggle</button>
  <h1 v-if="awesome">Vue is awesome!</h1>
  <h1 v-else>Oh no 😱</h1>
</template>

結果は下図。ボタンをクリックするごとに表示が変わる。

番外 FizzBuzz

作れる気がしたのでやってみます。

FizzBuzz.vue

<script>
export default {
  data() {
    return {
      count: 0
    }
  },
  methods: {
    increment() {
      this.count++
    },
		reset() {
      this.count = 0
    }
  }
}
</script>

<template>
  <button @click="increment">Count : {{count}}</button>
  <button @click="reset">Reset</button>
  <h1 v-if="count % 15 == 0">FizzBuzz</h1>
  <h1 v-else-if="count % 3 == 0">Fizz</h1>
  <h1 v-else-if="count % 5 == 0">Buzz</h1>
  <h1 v-else>{{count}}</h1>
</template>

結果

動きました。ちょっとおもしろい。

続く

ちょうどポモドーロのタイマーが鳴ったので今回はここまで😊
次回に続きます。多分…。