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【Firebase Analytics】導入における注意点

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はじめに

モバイル特化版Google Analyticsとも言われるFirebase Analytics。

イベントや登録したユーザープロパティからユーザーリストを作成することができ、

セグメント毎のユーザーの分析などを非常に簡単に行うことができる便利なツールです。

ただ、導入にあたっていくつか知っておきたい注意点があったのでまとめます。

間違いや他に注意したい点などがあればご教授ください :raised_hands:

※全て2016/06/16時点での情報になります。


注意点その1:イベント型分析ツール

Firebase Analyticsは全てアプリケーション内で起こるイベントを取得して分析を行います。

つまり、ページビューなどに注目するのではなく、ユーザーの行動に着目して分析を行うツールということになります。

よって、Google Analyticsの「スクリーンビュー」のようなものを個別に取得・分析するようなAPIやインターフェースはありません。

スクリーンビューを分析するには、それ自体をイベントの一つとして取ればいいのですが、必要でなければそこまでしなくてもいいかなと思います。

※この項目はFirebase Analyticsそのものの特徴なので、注意点とするまでもないことですが、

私自身がもともとウェブの人間でPVを気にする習慣があったので、この違いは念頭に置いておきたいなと思い、書き出しました。

参考:

http://googledevjp.blogspot.jp/2016/05/firebase.html


注意点その2:各種制限

公式の紹介動画にもありますが、

どのプランでも機能差がなく、サンプリングもされないデータを、無料で分析することができます。

しかし、幾つかの制限事項が設けられているので、把握した上で使用したいですね。

以下、私が把握している制限事項になります。

制限事項
上限

イベント登録数
500

イベントに付与するパラメータ数
25

ユーザープロパティ登録数
25

ユーザーリスト登録数
50

本来は、個人を特定できるようなデータを除いて取れるデータは全て取っておきたいものですが、このような制限の中でやる場合は、

むやみやたらにイベントをFirebase Analyticsに飛ばしたり、必要でないユーザープロパティを登録するのではなく、しっかり考えた上で登録する必要がありそうです。


リファレンス


注意点その3:カスタムイベントのパラメータ

Firebase Analyticsではカスタムイベントにパラメータを付与して分析を行うことができますが、

パラメータをダッシュボード上で確認・利用する事ができません。

Firebase AnalticsはBigQueryへ生のデータを送る事ができ、BigQueryへはきちんと設定したパラメータの値が保存されます。

BigQueryへデータをため、そのデータを分析するような使い方をする場合には、正しく設定したパラメータを使用する事ができるようです。

この注意点については、注意点その2で記述したような「イベント登録数の制限」も相まって、少し使いづらい点かなと感じています。


おわりに

以上、私が把握している中で注意しておきたい点をまとめました。

まだしっかり触って分析したりということまではしていないので、実際に使うとまだ何かあるかもしれません。

分析ツール選びの際などにこのようなことを踏まえて考えられるといいかと思います。

また、イベント名に使える文字や予約語など細かい事項については触れていないので、その辺りは公式のリファレンスを参照頂ければと思います。