ESP32を使ってモータを動作させます。今回は格安ドライバーも合わせて使ってみます。
###機材
・ESP32 DevkitC
・DCモータ
・モータドライバーL9110S
今回はAmazonで格安のドライバーL9110Sを使います。5個で880円でした。
これ1個でモータを2個制御することができ、モータの接続線はネジ部で固定できます。
###なぜドライバーが必要なのか?
ざっくりですがドライバーには3つの効果があります。
・モータ駆動・制御に必要な部品が集約されている⇨部品点数が少ない
・モータ駆動のための制御ソフト、配線を省力化⇨手間がない
・保護回路がある⇨安全
乾電池だけでもモータは動作しますが、それだけだと制御ができません。
マイコンのピン出力だけでは電力が足りずに動作しません。
マイコン⇨ドライバー⇨モータ
↑
乾電池(電源)
「外部電源とマイコンをうまいこと取り持ってくれるモジュール」だと個人的には解釈しています。
電気屋さんや機械屋さんにはリレーみたいな部品だよ!って言った方が早いですね。(私は機械設計士ですので特に・・・)
もっと知りたい方はこちら
ここが分かると面白くなる!エレクトロニクスの豆知識
###結線
L9110Sは2つのモータを制御できます。下記表はモータ1個のみの場合です。
GPIOピンはどこでも問題ありません。
モータの接続線はドライバーのMotorAのネジ部に固定してください。
ドライバ | ESP32 | 乾電池 |
---|---|---|
Vcc | +電源 | |
GND | -電源 | |
A-1 | GPIO12※ | |
A-2 | GPIO14※ |
###コード
void setup() {
// put your setup code here, to run once:
pinMode(12, OUTPUT);
pinMode(14, OUTPUT);
}
void loop() {
// put your main code here, to run repeatedly:
digitalWrite(12,HIGH); //12番ピンの出力をHIGH
digitalWrite(14,LOW); //11番ピンの出力をLOW
}
今回は動作確認だけですが、制御はまた今度!