ClosedXMLでのExcelファイル内のセルの値を読み込む方法について、
実施した内容を記載したいと思います。
・環境
ClosedXML :バージョン 0.95
目次
文字列読み込み
string型に関しては、IXLCellクラスの中にstring型で読み取るメソッドがあるため、
読み取りたいセルを選択してそのままメソッドを実行しました。
C#
//シートの選択 今回はシート名"Sheet1"で検索
IXLWorksheet workSheet = workbook.Worksheets.Where(x => x.Name.Contains("Sheet1")).FirstOrDefault();
//セルの選択 今回は[A1]のセルを選択
IXLCell cell = workSheet.Cell(1, 1);
//セルの値を文字列で読み込む
string readString = cell.GetString();
int型読み込み
バージョン 0.95.0のClosedXMLではセルの値を読み込むメソッドに
int型専用のものがなかったためdouble型を読み込むメソッドからint型にキャスト
をすることで値を読み取りました。
C#
//セルの値を文字列で読み込む
int readInt = (int)cell.GetDouble();
番外
バージョン0.100以後ではクラスIXLCellにあるプロパティValueから
とれる値の型がObject型でなく、XLCellValue型で厳格に型指定されているみたいです。
今後バージョンアップとなる場合は、新しいメソッドを使う必要があることに注意しておきたいと思います。