※本記事は海外のクラウドソーシングサービスに関して、発注者側の視点で役立つ情報についてまとめたものです。
海外大手クラウドソーシングサービス手数料一覧
海外の有名なクラウドソーシングサイトを手数料で比較したものを以下の表にまとめました。
もし情報が古くなっていましたら是非教えて欲しいです。
サイト名 | 手数料 | URL |
---|---|---|
Upwork | 2.75% | https://www.upwork.com/ |
Fiverr | 20.00% | https://www.fiverr.com/ |
Freelancer | 3.00% | https://www.freelancer.com/ |
Guru | 2.50% | https://www.guru.com/ |
Outsourcely | $19~229/month | https://www.outsourcely.com/ |
Witmart | $5.00~ | http://www.witmart.com/ |
Amazon Mechanical Turk | 10.00% | https://www.mturk.com/ |
海外サービス利用時の注意点
- 後払い×分割払いにする
先払いはいけません、逃げられます。金額の大きい仕事は特に注意してください。ただし一括後払いにすると受け入れてもらえませんので、できるだけ細かくマイルストーンを区切って支払うようにしましょう。これによって相手にスキルが無かった場合のダメージも最小限に抑えることができます。
- down paymentには要注意
この”down payment”という言葉は相当やっかいです。日本語で「頭金」という意味の言葉です。一般的には、何かを掛けで買う際にその代金の一部を先に支払う場合のお金のことを指し、その金額は合計金額の一部となるのですが、国や業界や人々によって解釈に違いがあり、フリーランサーにとっての頭金は合計金額とは別であるという主張をしてくる方もいます。実際に英語で検索するとそのような記述も存在しており、一度口論になると拉致がいかなくなります。こういう曖昧な表現を含む部分は契約時に必ず明確にしておきましょう。危険です。
- 合計金額とその内訳を明確にする
契約時には、こちらが支払う合計金額とその内訳は必ず明確にしておきましょう。ほとんどのクラウドソーシングのサイトでは仲介業者への手数料が発生しますが、こちらは支払い金額ベースで話を進めていても、相手は自分が受け取る金額ベースで話をしている場合があり、仲介業者の手数料をかけて軽くもめることがあります。気を付けましょう。
色々と書いてしまいましたが、ほとんどのサイト利用者は素晴らしい方々です。ただし言葉の壁、距離の壁、文化の壁によって、どうしても小さなトラブルは発生してしまうことがあります。極力トラブルのリスクを抑えるためにも、割り切って契約前は性悪説、契約後は性善説でいきましょう。
終わり