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golang ✕ gRPCでWeb用のプロキシサーバやgRPC-WEBを挟まずにブラウザからRPCをコールする [gRPC ✕ golangをDRYに Part.1]

Last updated at Posted at 2023-05-29

この記事のターゲット層

  • viviONという会社に興味がある方
  • golangのAPIについて学びたい方
  • gRPCを触り始めた方

筆者が抱えているgRPCの最大の課題感

クライアントサイドからRPCを呼び出す為には、やること多すぎて辛いんだってばよ。。。。!

ただでさえgolangは「ハハハ、golang?筋トレにはちょうどいい言語だね!」とDisられるほど特定のロジックを組むためには大量のcode stepを要求される言語です。

APIサーバ間の通信には当たり前ですが、クライアントサイドが存在しており、ただでさえ記述量の多い言語なのにgRPCでAPIコールをしようとするとリクエストstructを他のリクエスト用structに型変換するだけで一日が終わってしまいます。

問題その② ブラウザ(クライアントサイド)からカジュアルにRPCを呼べない

これを解消するためには、gRPCサーバの前段にProxyを置くかgrpc-webを利用する必要がありました。

以下がそのリポジトリです。

サーバなど立てずにもっとカジュアルにcurl http://xxx.com/postsみたいなターミナルからワンライナーで呼び出せると嬉しいですよね > <

時代は進歩し前段にProxyを挟まくてもjson curlをサポートしてくれるOSSがあった

protobufジェネレータで有名なBufを開発している「Buf Technologies, Inc」のconnect-goです。
スクリーンショット_2022-06-22_21.04.jpg

(※ Node.js版はまだ、試験運用段階で、今年中にはProductionになるのではないかとのことです。)

connect-goはgRPCのラッパー

アプリ内部では基本的にこれまで通りリクエストとレスポンスにprotobufを利用するのですが、アプリケーションレイヤーレベルでconnectが存在しており、http/(1 or 2)でのリクエストをラッピングしてprotobufにコンバートしてくれます。

つまり、以下のようなgRPC呼び出しが

grpcurl \
    -plaintext \
    -d '{"title": "Hello"}' \
    localhost:8000 example.v1.GreetService/Greet

以下のように呼び出すことが可能です。

curl \
    --header "Content-Type: application/json" \
    --data '{"title": "Hello"}' \
    http://localhost:8000/example.v1.GreetService/Greet

更に凄いのがcurl + --http2オプションで呼び出してもちゃんと動作する為、guzzle等のメジャーHTTP Clientから高速なプロトコルであるhttp2を利用してRPCを呼び出すこともできます

つまり、gRPCとJSON:APIの両対応ハイブリッド状態でAPIを公開できる ... ! (凄い!)

まとめ

gRPCがAPIの標準になる世界はもうすぐそこまで来ているのかもしれない。。

Part.2は 「protocからBufに乗り換えて設定をソースコード管理しよう」です☆

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