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この記事は クラウドワークス グループ Advent Calendar 2025 シリーズ3の19日目の記事です。

はじめに

こんにちは。
クラウドワークスコンサルティングの@taisei-ishihara_cwcです。

今年は12月1日~5日に開催された AWS re:Invent 2025 に初参加させていただきました。
re:Invent にはセッションやその他イベントが無数にあり、初参加の私ではベストな動きをできていなかったというのが正直なところです。

百聞は一見に如かず・・・結局参加してみないとわからないことだらけだと思うのですが、
私のような初参加の方+次回の自分へのメッセージ向けにセッション選びのポイントを書き出してみたいと思います。

まずは結論から

  • セッションは1日2~4程度!予約は早めが良いが予約できなくてもチャンスはある!
  • セッションの開催場所に注意!開催場所によってセッション間の時間を考慮すべし!
  • 朝食/昼食の時間はしっかりと確保しよう!
  • Keynoteとハンズオン系のセッションを中心に組むべし!ラップアップセッションも良き!
  • セッション以外でもEXPOとかパーティとか楽しいことがあるよ!

セッションの予約について

1日何セッションぐらい予約した方がいい?

セッションタイプごとに所要時間が異なるので一概に言えませんが、
2~4セッションになるかと思います。

後述の移動時間や朝食/昼食も考慮すると限界までギチギチに予約するのは難しいです。
ただ出発前の準備ではせっかくだからと休憩時間ゼロの予約してしまう気持ちもわかります。私もそうでした(笑)

セッション予約はいつからすべき?

セッション予約が開始された瞬間に予約した方が良いです。

私は今回1週間後ぐらいに予約し始めたのですが、埋まっているセッションが多かったです。
予約開始前に気になるセッションに唾を付けておき、予約開始になった瞬間に予約した方が良いです。

セッション予約で後手に回ったら絶対に参加できない?

実はそういうわけではないです。
方法は2つあります。

一つはWalk-up(当日参加枠)で参加することができます。
そのセッションの人気度に依りますが、30分程度前から並んでいれば案外参加できます。
私が予約したセッションでもWalk-upで参加しているっぽい方は多かったです。

もう一つは前日/当日に予約するです。
1日目は皆さん元気いっぱいですが、徐々に疲れてきてスケジュール通りにセッションを受けるのが難しいという現実に直面します(笑)
直前になって予約を手放す方も多いので、休憩時間などにセッションの空き情報を確認してみると良いです。

予約もWalk-upもできず時間が空いてしまった!

大丈夫です。
re:Inventにはぶらぶらするだけで楽しいEXPOがあります。
おなじみの企業も多数参加しているので積極的に話しかけてSWAG(おみやげ)をゲットしちゃいましょう!

私はGithubのオクトキャットぬいぐるみをゲットできたのが嬉しかったです。

1000001488.jpg

セッションの開催場所について

開催場所に応じてセッション間の空き時間を設定しましょう

re:Inventは会場であるホテルが1つ1つ非常に大きいです。
ホテル間は無料のシャトルバスが出ていますが、それでも距離が離れているホテルが次のセッションの開催場所である場合は1.5時間程度は移動時間として確保したいです。

また、予約したセッションでも開始10分前には現地にいないと自動的に予約解除になってしまうので注意が必要です。

具体的な移動プラン

re:Inventのマップを見ると、北側の The Venetian / Wynn / Encore / Caesars Forum などはお隣さんのように見えます。
実はこれが罠でして、ホテルの敷地が非常に大きい+各ホテルのAWSの会場まで道のりが長いのでセッション間を30分程度でスケジュールしてしまうと歩きなれたホテルでもギリギリといった形になりがちです。
地理的に近い開催場所でもセッション間は1時間程度の時間を空けるようにしましょう。

また北側のThe Venetianから南側の MGM Grand / Madalay Bay に行くこと、あるいはその逆の移動もあると思います。
この場合は無料シャトルバスを利用する形になります。
シャトルバスを利用する場合も最初は漏れなく迷うと思うので1.5時間程度見た方が良いと思います。
3日目ぐらいで会場の全体像がつかめてくると1時間程度でも移動可能な印象でした。
余談ですが無料シャトルバスはAWS参加者専用のものになりますので、乗り方も親切に教えてくれますし、治安も良いです。

行く先々の会場でコーヒーやスイーツが無料提供されておりますので、次のセッション前にホッと一息ついておく目的でもセッション間の時間は余裕過ぎるぐらいが良いように感じました。

※2024年re:Inventで提供されたCampus Mapを貼付させていただきます
image.png

無料提供の朝食/昼食について

re:Inventは体力勝負です。また、ラスベガスでは実費で食事しようと思うと日本人からすると驚愕の金額を請求されます。

re:Inventの会場となっている各ホテルでは朝食/昼食バイキングが無料で提供されています。
途中でおなかが減ってしまわないように該当時間には意識的にセッションを入れないようにしましょう。
一流ホテルなのでお料理もおいしいですよ!

1000001567.jpg

セッションの種類&個人的オススメ度

最後に各セッションタイプの概要と個人的なオススメ度を記載します。
参加される方の職種などにも依ると思うのですが、AWSエンジニアの私としては以下のような印象でした。

メインセッション (オススメ度:★★★)

Keynote

AWS社のCEOやCTOなどによる講演です。
よくre:Invent開催後にブログ化される新サービスなどはこのセッションで発表されます。

全編英語のセッションですが、翻訳機があるので聞きやすいです。
ただ、良い席や翻訳機をゲットしようとすると早めに並ぶ必要があるので寝不足になりがちです。

席について開始を待っている際、DJやバンドが生演奏して楽しませてくれます。
Keynoteへの力の入れ様を感じますね。

講義系セッション(オススメ度:★☆☆)

さまざまなサービスについて講義系セッションが開かれていますが日本人には全編英語というのがハードルに感じました。
英語で字幕が出ていたのでどんなことが話されているのかだいたいわかるのですが、100%理解できないのがもったいないところです。
質疑応答タイムでも言語的なハードルで話題についていけなかったというのが正直なところです。

Breakout Session

1時間程度の一般的な講義セッションです。
最後に少しだけ質疑応答時間がある場合もあります。

Lightning Talk

20分程度の短い時間で行われるセッションです。
特定のサービスや事例についての講義です。

対話系セッション (オススメ度:★☆☆)

英語でディスカッションをしなければいけないということに恐れをなしてしまい、
今回対話系のセッションには参加しませんでした。
日本人にとっては言語の壁が大きいです。エンジニアとしてより高度な人材にレベルアップするための課題でもあります。

Chalk Talk

小規模グループでディスカッションを行うセッションです。

Code Talk

ライブコーディングやコードレビューを中心に進むセッションです。

ハンズオン系セッション (オススメ度:★★★)

私としては一番オススメのセッションタイプです。
文字通り自分で手を動かして進めていくセッションです。手を動かすので講義より理解が深まりやすいと感じました。
またハンズオンも例にもれず英語で進められていくセッションですが、PCを利用するため言語設定を変更してしまえば日本語で進められるというのも利点かと思います。

Workshop

1時間から2時間程度のハンズオン型セッションです。
始めに講師の方から利用するサービスの概要説明があり、あとは持参したPCでハンズオン用に用意されたAWS環境と資料を参照しながら進めます。
詰まったところがあればいつでも講師の方に質問して良いという形です。
資料に詳細な情報や解説まで記載されているので講師の方に質問せずに完了できる場合もあります。

Builder Session

Workshopの強化版です。
参加者はそれぞれ数名でグループ分けされ、グループごとに講師が付きます。
グループ分けといっても参加者同士でのディスカッションはないので、英語が苦手でも参加しやすいです。
Workshopとは異なりグループごとに講師が付くのでより質問がしやすいという形です。

Gamified Learning

2時間から3時間程度のグループで進めるハンズオン型セッションです。
JAMやGameDayと呼ばれるセッションがこれにあたります。

4-5人程度のグループに分かれて課題をクリアしていきます。
日本人チームにしてもらうこともできるので、英語ができなくても積極的にディスカッションすることが可能です。

JAMは具体的な課題が出るのに対し、GameDayは抽象的な問題に対してチームごとにアプローチする形です。
どちらも楽しいですが、抽象的な問題ゆえにディスカッションが活発になるGameDayがよりおすすめです。

ラップアップセッション(オススメ度:★★★)

日本人向けに行われるAWS re:Invent Japan Wrap-up Sessionというセッションがあります。

re:Inventの最終日に開催され、Keynoteで発表された内容の概要を日本語で聞くことができます。
その年のre:Inventの復習をすることができるのでオススメです。

その他(オススメ度:★★☆)

re:Inventはセッション以外でも楽しませてくれる要素いっぱいです。

SWAG&黒板

恒例の2つです。

SWAGとはre:Inventで配布されるおみやげです。
水筒やパーカーが定番みたいです。
資格取得者限定のSWAGもあります。

黒板にはre:Inventに参加した方が自分の企業名を書いていきます。
ブログなどでよく紹介されるやつです。

EXPO

AWS Summitなどと同じく、テクノロジーの展示や企業によるブースが展示されています。
ここでもSWAGがゲットできるので勇気を出して行ってみると楽しいです。
英語がもう少しできれば深い話ができたのですが、今回は各企業の方とは挨拶程度で終わっちゃいました。

パーティ

アメリカ文化ゆえなのか、毎晩そこかしこでパーティが開催されています。
真面目に技術トークすることも可能ですが、結構皆さんはっちゃけている印象でした(笑)

ここではおすすめパーティをまとめておきます。

  • Japan Nignt
    • 日本人参加者限定の有料イベントです
    • 事前予約が必要
    • 今回は予約が間に合わず参加できませんでした
  • APJ Kickoff Party
    • APJ(アジア太平洋・日本)参加者による無料イベントです
    • 事前予約が必要
    • 日本人多めで交流がしやすいと思いました
  • re:play
    • re:Inventの最終日に開かれる閉会式的な無料パーティです
    • 事前予約は不要
    • アトラクションがあったり、DJやバンドが来ていたりと皆さんはっちゃけていました

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さいごに

参加前に把握できたらな・・・という情報をセッションなどの選び方という視点でまとめてみました。

とはいえ、いろいろ書きましたが結局行ってみないとわからないことだらけなので、行く前にあまり気負わないのが良いとも思いました。
2日目や3日目になってくる土地勘も出てきてre:Inventやラスベガスの楽しみ方がわかってきます!

それでは良きre:Inventライフを!

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