みなさんこんにちは、Datadog テクニカルエバンジェリストのTaijiです!
この度、CloudcraftがAzureに正式に対応したので、その内容を要約してみたいと思います。
Cloudcraft for Microsoft Azureの一般提供
2023年3月7日、Datadogの公式ブログにて、Cloudcraft for Microsoft Azureの一般提供が発表されました。Datadogのマルチクラウドサービスが広がってきていますね!
Cloudcraftとは
みなさん、Cloudcraftはご存知でしょうか?
Datadog傘下にあるダイアグラム作成ツール(サービス)で、かんたんに説明すると、スマートなダイアグラムを利用して、クラウド・アーキテクチャをプロのように視覚化することができちゃうツールです。汎用の図表作成ソリューションとは異なり、Cloudcraftはユーザーが利用しているクラウド・サービスを解釈して図を作成します。詳細は公式サイトをご覧ください。
今回のAzure対応によりできるようになったこと
今までは、CloudcraftはほぼAWS専用ツールのようになっていました。しかし、今回のAzureインフラストラクチャのサポートにより、Cloudcraftの直感的なクラウド図デザイナー、ライブ環境スキャナー、自動予算生成機能を活用して、Azure環境の動的な可視化を作成できるようになりました。
また、ライブ自動資産検出を使えば、対象のAzureアカウントをリアルタイムでライブスキャンし、関連するリソースをリバースエンジニアリングして、そのタイミングでのインフラを正確に反映した図を生成できるようです。これはちょっと便利な気がしますね!
Cloudcraftアカウントに、無制限にAzureサブスクリプションをリンクできるようになっています。同じダイアグラム内でAWSとAzureのコンポーネントやライブスキャンインフラを混在させることも完全にサポートされているので、マルチクラウド環境のユーザーにとっては嬉しい拡張と言えるのではないでしょうか。
使ってみる?
無料トライアルで使うことが可能です。まずはこちらで試してみるのはいかがでしょうか?
本格的に商用利用を検討されている方は、Datadogに対してライブデモをリクエストすることもできますよ。