はじめに
本投稿は、Datadog アドベントカレンダー 2023の12/11の記事になります。
すでにお使いの方もいらっしゃるかもしれませんが、VS CodeにはDatadogのエクステンションがあります。まだご存知ない、使ったことない、という方はこれを機に試してみてくださいね。
インストールは簡単で、普通にVS Codeのエクステンションメニューから検索でDatadogで見つかります。そのままインストールすれば数秒で終わります。
Datadogエクステンションを使うと、ざっくり以下のことが可能になります。
1.Code Insightsで以下の情報を表示
- エラートラッキング上の問題
- アプリケーション脆弱性管理によるレポート
- CI Visibilityによって検出されたフレーキーテスト
- Watchdog Insightsからのプロファイリング分析情報
2.シンセティックテスト
- ローカル サーバーに対して既存のシンセティックテストを実行できるようにし、開発中の品質保証を提供
3.ファイルアクセス
- VS Codeで表示することで、Datadogプラットフォーム上のファイル参照からソースファイルに直接移動可能
4.ログ ナビゲーション
- コードからログを簡単に検索
5.Code Delta
- オブザーバビリティデータを、VS Codeのファイルに正確にマッピング
6.静的分析
- 変更をコミットする前でも問題を検出して修正可能
Datadogエクステンションの詳細については、Visual Studio Code Marketplaceをご覧ください。
静的分析スキャンがサポートに
Datadog Static Analysis for VS Codeを使用してコードを作成すると、リアルタイムのフィードバックが得られます。
Datadog for VS Codeエクステンションをインストールすることで、コードをスキャンして品質の問題やセキュリティの脆弱性を確認できるようになります。
検出された問題は、重大度に応じて、問題リストで赤、黄、または青で強調表示されます。特定の問題では、ワンクリックでコードに適用できる修正案も提供されます。
使い方の流れ
VS Codeインテグレーションは現在、Python、JavaScript/TypeScript、Java コード、または Dockerfile のスキャンをサポートしています。
Datadog for VS Code エクステンションのバージョン1.4.1以上をインストールします。
スキャンするプロジェクトが、ルート ディレクトリに static-analysis.datadog.yml ファイルが定義されている初期化されたGitリポジトリである必要があります。
このYAMLファイルがまだ定義されていない場合、インテグレーションにより、プロジェクトで検出された言語のデフォルトのルールセットを使用してYAMLファイルを作成するよう、自動で提案されます。
静的解析が現在、パブリックルールセットでサポートしているコードファイルを開きます。
静的解析により検出された問題は、その重大度に応じてエディターで赤、黄色、または青で強調表示されます。対象の問題の上にマウスを置くと、問題の説明が表示されます。
特定の問題には、ツールヒントの「クイック修正」オプションをクリックすることで、コードに直接適用できる修正が提案されます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?Ops要素の強いイメージがあるDatadogですが、このようにDev領域で活用できる機能もたくさんあります。
今回ご紹介した機能の詳細はこちらからご確認いただけます。ぜひ、使ってみてくださいね 👋