Git管理下にゴミを置く
Git管理下に雑多なメモとかを置きたい時ありますよね。
普通にファイル作成するとそれが追加ファイル扱いでdiffになってしまい、いちいち差分で出てきて邪魔です。また、誤ってgit add .
なんかした日にはゴミがメンバー全体の目に晒されることになります。
具体的には以下のようなフォルダ構成の時、
├── .gitignore
├── fuga
│ └── fuga.dart
├── hoge
│ └── hoge.dart
└── piyo
└── piyo.dart
こういう感じにメモを置いておきたい、みたいなケースを想定しています。
├── .gitignore
├── fuga
│ └── fuga.dart
├── hoge
│ └── hoge.dart
├── memo
│ ├── awesome_memo.md ←
│ ├── memo1.md ←
│ └── memo2.md ←
└── piyo
└── piyo.dart
memo
フォルダをルートにある.gitignore
に追加すればmemo
フォルダ配下のファイルは差分に出て来なくなりますが、.gitignore自体に差分が出てしまうため同様に誤ってコミットしてしまう可能性があります。そのため、この方法は採用できません。
どうやってゴミを無視するか
Step 1
ゴミを置いてあるフォルダの直下に.gitignore
を追加します
├── .gitignore
├── fuga
│ └── fuga.dart
├── hoge
│ └── hoge.dart
├── memo
│ ├── .gitignore ← 追加
│ ├── awesome_memo.md
│ ├── memo1.md
│ └── memo2.md
└── piyo
└── piyo.dart
Step 2
.gitignore
を以下のように編集します
..gitignore
*
.gitignore
は深い階層にあるものの設定が優先されるため、このようにするとフォルダ内の全ファイルがソースコントロールの対象外になります。
また、全ファイルを指定することで.gitignore
ごとignoreできます。
お試しください。