Nestとは
NestとはNode.jsのサーバーサイドアプリ構築用フレームワークで、Angularから影響を受けTypeScriptで構築されています。サーバーサイド版Angularの様なイメージでしょうか。
ドキュメント曰く、「すぐに使用できるアプリケーションアーキテクチャの提供を目指していて、テスト可能でスケーラブルであり、疎結合で簡単に保守可能なアプリケーションを手軽に作成できる」とあります。
インストール
ドキュメントに沿ってインストールしてみます。ドキュメントには「CLI」「GIT」「NPM」の3パターンありますが、今回は「GIT」で落とします。
$ git clone https://github.com/nestjs/typescript-starter.git app
$ cd app
$ npm install
アプリ実行
前回構築したDocker+NodeJS環境のマウントしたappフォルダにクローンし、コンテナを起動すると下記の様なログが出力され起動します
2018-06-07T03:23:20.117293200Z
> nest-typescript-starter@1.0.0 start /home/node/app
> ts-node -r tsconfig-paths/register src/main.ts
2018-06-07T03:23:20.122012200Z
[Nest] 21 - 6/7/2018, 3:23:27 AM [NestFactory] Starting Nest application...
[Nest] 21 - 6/7/2018, 3:23:27 AM [InstanceLoader] AppModule dependencies initialized +6ms
[Nest] 21 - 6/7/2018, 3:23:27 AM [RoutesResolver] AppController {/}: +17ms
[Nest] 21 - 6/7/2018, 3:23:27 AM [RouterExplorer] Mapped {/, GET} route +5ms
[Nest] 21 - 6/7/2018, 3:23:27 AM [NestApplication] Nest application successfully started +1ms
私は「Docker for Windows」を使用してるので、デフォルトのlocalhost「http://localhost:3000 」に接続。
何とも簡素な「Hello World!」が確認できました。
まとめ
Nestは標準でTypeScriptが使え、Fastifyなども組み込めたりして個人的に面白そうなフレームワークだと思っています。
なのでこれから色々いじって記事に出来たらと思います。