Ubuntu にrbenvを使ってrubyとjrubyをインストールする方法
動作環境について
lsb_release -a
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 14.04.1 LTS
Release: 14.04
Codename: trusty
プロキシの設定については別途まとめたのでそちらを参照のこと
git のインストール
sudo apt-get install git
rbenv のインストール
シェルスクリプト群のclone
rbenvはパッケージマネージャからインストールするのではなくGitHubのリポジトリをcloneして使うとよい。
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv-default-gems.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-default-gems
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv-gem-rehash.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-gem-rehash
git clone https://github.com/rkh/rbenv-update.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-update
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ruby-build
はrvmと同じようなinstallサブコマンドでrubyをインストールできるプラグイン- ビルド環境の構築はやってくれないので別途作業が必要
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rbenv-default-gems
は~/.rbenv/default-gems
ファイルにインストールしたいgemを書いておくと新しいrubyをインストールした時、自動的にインストールしてくれるプラグイン -
rbenv-gem-rehash
は新しいgemをインストールした時にrbenv rehash
しなくてよくなるプラグイン -
rbenv-update
はrbenv及びそのプラグインをgit pull
ではなくrbenv update
で更新できるプラグイン
他のおすすめプラグインは公式サイトのWikiにあるので適宜入れると良い。
default-gemsプラグインでインストールgemとしてbundlerを設定しておく。
echo 'bundler' >> ~/.rbenv/default-gems
シェルスクリプト群の初期設定
rbenvが動作するために必要な初期化処理を追記する。後でアンインストールする際には削除を忘れない事。
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
ログインしなおすか以下のコマンドを実行してシェルの初期化処理を行う。
source ~/.bashrc
Ruby のインストール
ruby-buildではその名前の通りRubyをビルドするので依存ライブラリをインストールする。
sudo apt-get build-dep ruby2.0
うっかりruby1.9.1やjquery等がインストールされるけど細かい事は気にしないように。
rbenv install 2.2.0
JRuby のインストール
Java8 のインストール
OpenJDKからjava8がリリースされるまでは以下のコマンドでインストールする。
sudo apt-get install software-properties-common
sudo -E add-apt-repository -y ppa:webupd8team/java
sudo apt-get update
add-apt-repository
コマンドを実行する際に-E
を渡しているのは環境変数に設定したプロキシ情報を利用する為。
ライセンスのacceptを自動化するためにdebconf-set-selectionsを使う。
echo oracle-java8-installer shared/accepted-oracle-license-v1-1 select true | sudo /usr/bin/debconf-set-selections
sudo apt-get install oracle-java8-installer
jruby-launcher
をビルドするためにコンパイラ等をインストールする。
もし、ruby2.0の依存ライブラリをインストール済みなら既に入っている。
sudo apt-get install build-essential
rbenv install jruby-1.7.19