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Claude Coworkの便利な使い方~8選~

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Claude Coworkは2026年1月にAnthropicがリリースしたデスクトップ向けのAIエージェント機能です。通常のClaudeチャットが「指示に対してテキストで回答する」のに対し、Coworkは「指定したフォルダのファイルを直接読み書きしながら、複数ステップのタスクを自律的に実行する」という点が根本的に異なります。

ターミナルを使わずにデスクトップアプリから操作できるため、Claude Codeを使いこなせなかったエンジニア以外の職種にも使いやすい設計になっているかと思います。

この記事では、実際に使ってみて「これは便利だ」と感じた使い方を8つ紹介まとめます。


導入手順:Claude DesktopとCoworkのセットアップ

ステップ1:動作環境を確認する

まず自分のPCがCoworkに対応しているかを確認する。

OS 対応状況
macOS(Apple Silicon M1以降) Cowork対応
macOS(Intel Mac) Chatタブのみ。Cowork非対応
Windows(x64) Cowork対応
Windows(ARM64) 非対応
Linux 非対応

Coworkはローカルの仮想マシン(VM)上で動作する仕組みのため、対応CPUに制限がある。Intel MacはCoworkが使えないので注意。

ステップ2:有料プランを用意する

Coworkを使うにはProプラン以上が必要だ。FreeプランではインストールはできるがCoworkタブにアクセスできないためCoworkを使えない。

プラン 月額 Cowork
Free 無料 非対応
Pro $20 対応
Max $100〜 対応(使用量上限が大幅に増える)
Team $30/人 対応

ヘビーに使うとProプランの使用量上限に達することがある。まずProで試して、制限に引っかかるようならMaxへの移行を検討する形でいい。

ステップ3:Claude Desktopをインストールする

claude.com/download にアクセスして自分のOSに合ったインストーラーをダウンロードする。アプリ本体のダウンロードは無料だ。

macOSの場合

  1. ダウンロードした.dmgファイルを開く
  2. ClaudeのアイコンをApplicationsフォルダにドラッグ&ドロップする
  3. Applicationsフォルダからアプリを起動してサインインする

Windowsの場合
インストーラーを実行すると以下のエラーが出ることがある。

Trusted app installs must be enabled to install Claude.

これはWindowsの「開発者モード」が無効になっていることが原因だ。以下の手順で有効化する。

  1. 設定プライバシーとセキュリティ開発者向け を開く
  2. 「開発者モード」をオンにする
  3. インストーラーを再実行する

開発者モードはインストール後に再度オフに戻して構わない。

ステップ4:Coworkを有効にする

Claude Desktopを起動すると画面上部に Chat Code Cowork のタブが表示される。

Cowork タブをクリックすると「Research Previewへようこそ」という画面が出る。内容を確認して「始める」を押すとCoworkが使えるようになる。

ステップ5:作業フォルダを用意して権限を付与する

Coworkを使い始める前に、専用の作業フォルダを1つ作っておくことを強くすすめる。

Coworkはアクセスを許可したフォルダを直接読み書きするため、デスクトップや書類フォルダ全体を最初から許可するのはリスクがある。例えば~/claude_workのような空のフォルダを作り、そこだけを最初の許可範囲にする。

Coworkの画面で「フォルダーで作業」をクリックし、用意したフォルダを選択する。権限の付与は「一度だけ許可」と「常に許可」が選べる。慣れるまでは「一度だけ許可」にしておいた方が安心だ。

ステップ6(任意):Gmail・Google Driveと連携する

CoworkはGmail・Google Drive・Google Calendarとのネイティブ連携が標準で用意されている。使いたい場合は以下の手順で接続する。

  1. Claude Desktopの設定(歯車アイコン)を開く
  2. Extensions または コネクタ のセクションを開く
  3. Google連携のアイコンをクリックしてGoogleアカウントで認証する

Googleアカウントでの認証が完了すると、「GmailのメールをCoworkで読む」「Google DriveのファイルをCoworkで操作する」ができるようになる。


前提:Claude Coworkの基本

使い始める前に把握しておく点を3つ書いておく。

必要な環境

  • Claude Desktopアプリ(macOS / Windows対応)
  • Proプラン以上(月額$20〜)
  • macOS:Apple Silicon(M1以降)またはIntel Mac
  • Windows:x64対応(arm64は非対応)

通常チャットとの違い

通常チャット Cowork
ファイル操作 アップロードが必要 フォルダに直接アクセス
タスクの複雑さ 1回の往復で完結 複数ステップを自律実行
作業中の監視 不要 基本は任せて離れられる
コンテキスト 会話ごとにリセット プロジェクトで永続管理

注意点
作業対象は「明示的に許可したフォルダのみ」。初回は機密情報のないテスト用フォルダから試すことを強く推奨する。


使い方① ダウンロードフォルダの自動整理

一番わかりやすい使い方から始める。

ダウンロードフォルダが散らかっていて何がどこにあるか把握できていない、というのは誰でも経験があるはずだ。Coworkに以下のように指示する。

ダウンロードフォルダ内のファイルを整理してください。

- PDFは「PDF」フォルダ
- 画像(jpg/png/gif)は「Images」フォルダ
- Excelは「Spreadsheets」フォルダ
- それ以外は「Others」フォルダ
- ファイル名が「無題」「Screenshot」などの汎用名のものは
  内容を確認して適切な名前にリネームする

Coworkはフォルダ内のファイルを全部スキャンして分類・移動・リネームを実行する。削除が発生する場合は必ず確認を求めてくるので、意図しない削除は起きない。


使い方② 複数PDFからのデータ抽出とExcel化

請求書、納品書、領収書などが月に何枚も来る場合、これが一番時間を節約できる使い方だ。

「請求書」フォルダ内のPDFをすべて読み取り、
以下の項目をExcelにまとめてください。

- 発行日
- 取引先名
- 品目
- 金額(税抜)
- 消費税
- 合計金額
- 支払期限

出力ファイル名は「請求書一覧_YYYYMM.xlsx」にしてください。

PDFが10枚あっても20枚あっても、Coworkが順番に読み取ってExcelに書き出してくれる。手作業でやっていた入力作業が丸ごとなくなる。

ただし、スキャンPDFや画像PDFは読み取り精度が落ちることがある。テキストが埋め込まれているPDFの方が精度が高い。


使い方③ 議事録・報告書の自動フォーマット

会議後の議事録や週次報告書のフォーマット整形に使える。

音声文字起こしツールで書き出したテキストや、メモアプリから書き出したMarkdownを対象フォルダに置いておき、以下のように指示する。

「議事録_raw」フォルダ内のテキストファイルを読み取り、
以下のフォーマットに整形して「議事録_完成」フォルダに保存してください。

フォーマット:
# 議事録
日時:
参加者:
## 決定事項
## アクションアイテム(担当者・期限付き)
## 議論内容のサマリー
## 次回議題

生の書き起こしテキストから構造化された議事録ドキュメントが出てくる。


使い方④ スクリーンショットからのデータ集計

Webサービスの管理画面やアナリティクスのダッシュボードなど、CSVでエクスポートできないデータをスクリーンショットで集めている場合に使える。

「screenshots」フォルダ内の画像ファイルを読み取り、
各スクリーンショットに含まれる数値データを抽出して
Excelにまとめてください。

スクリーンショットはすべて同じダッシュボードの
異なる期間のキャプチャです。
日付と各指標の値を一行にまとめてください。

画像からの数値読み取りなので完璧ではないが、手入力と比べれば作業量は激減する。数値が読み取れなかった箇所はどこかを教えてくれるので、その部分だけ確認すればいい。


使い方⑤ フォルダ横断のドキュメント検索・要約

「あの仕様書どこだっけ」「あの件のメールの内容なんだっけ」という検索に使える。

「プロジェクト_A」フォルダ内のすべてのドキュメントを読み取り、
「認証フロー」に関連する記述を探して、
概要をまとめてください。
どのファイルのどのセクションに記載があったかも教えてください。

フォルダ内にWord、Excel、PDF、Markdownが混在していても横断して読める。検索窓では引っかからない内容もまとめて拾ってくれる。


使い方⑥ スキルを使った定型作業の自動化

Coworkには「スキル」という機能があり、繰り返し行う作業の手順をあらかじめ登録しておける。毎週やる作業をスキルに書いておくと、「週次レポートを作って」の一言で動くようになる。

週次報告書を例にすると、スキルファイルにこう書く。

# 週次報告書作成スキル

## 手順
1. 「作業ログ」フォルダ内の今週分のテキストファイルを読む
   (ファイル名形式:YYYYMMDD_log.txt)
2. 各ログから完了タスク・進行中タスク・ブロッキング事項を抽出する
3. 「テンプレート」フォルダの「週次報告書_テンプレート.docx」を読む
4. テンプレートに沿って内容を埋める
5. 「報告書」フォルダに「週次報告書_YYYYWW.docx」として保存する

## 注意事項
- 数値は変更しない、そのまま転記する
- 「対応中」は現在進行形で記述する
- ブロッキング事項がなければそのセクションは「なし」と記入する

スキルを登録してから「週次レポートを作って」と言うだけで一連の作業が走る。


使い方⑦ Google Drive・Gmail連携でメール対応を効率化

CoworkはGmail・Google Drive・Google Calendarとネイティブ連携している。

メール対応を例に挙げる。

Gmailで「要返信」ラベルがついているメールを確認して、
それぞれに対する返信下書きを作成してください。
送信はしないでください。下書き保存のみお願いします。

返信方針:
- 問い合わせ:24時間以内に対応する旨を伝える
- 日程調整:Google Calendarを確認して空き時間を提案する
- 資料請求:「資料」フォルダから該当ファイルを添付する

送信は「下書き保存のみ」に指定しておくと、ClaudeがGmailに返信を書き込んでくれるが、実際の送信は自分が確認してから行える。


使い方⑧ スケジュールタスクで朝のブリーフィングを自動化

CoworkにはスケジュールタスクがあるためClaudeを「起動して命令する」のではなく「毎朝自動で動かす」使い方ができる。

以下のようなタスクを毎朝8時に設定しておく。

毎朝8時に以下を実行してください。

1. Gmailの未読メールを確認して重要度の高いものをリストアップ
2. Google Calendarから今日の予定を取得
3. 「TODO」フォルダの「todo.md」を読んで今日期限のタスクを確認
4. 上記3つをまとめた「今日のブリーフィング.md」を
   「ブリーフィング」フォルダに保存する

朝PCを開いたとき、昨日から未読のメール・今日の予定・期限タスクがまとまったドキュメントが出来上がっている状態になる。

ただし、スケジュールタスクを実行するにはClaude Desktopアプリが起動した状態で、PCがスリープしていないことが条件になる。


使い始めるときの注意点

Coworkを使い始めるうえで気をつけておくことを3点書いておく。

最初は専用フォルダを用意する
Coworkへのアクセス許可はフォルダ単位で設定できる。最初は機密情報を含まないテスト用フォルダ1つから始めて、使い方に慣れてからアクセス範囲を広げる方が安全だ。

社内ルールを確認する
Coworkはローカルファイルを読み書きするため、社内の機密文書をどこまで使っていいかは情報管理規定の確認が必要だ。Coworkの作業履歴はローカルに保存されAnthropicの監査ログには残らないが、社内ルール上の確認は別途必要になる。

使用量が通常チャットより多い
Coworkはマルチステップのタスクを処理するため、同じ作業量でも通常チャットよりトークン消費が多い。日常的に使う場合はMaxプランも選択肢に入れておくといい。


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