この記事は Pythonのコードを短く簡潔に書くテクニック Advent Calendar 2017 の17日目です。
はじめに
他の言語で範囲条件と書くときはa <= value and value < b
という書き方をしなければならないことが多いです。
しかしPythonではa <= value < b
という簡潔な書き方ができます。
普通の書き方
a <= value and value < b
簡潔な書き方
a <= value < b
value
の記述が一回だけになり簡潔になりました。
また、value
の評価が一回だけになるので、パフォーマンス的にも良くなります。
比較演算子は幾つでも連結できる
Pythonでは比較演算子はいくつでも連結できます。
a < b < c < d
ただしやり過ぎると難解になるので、上に書いたように左から右へ小<大となる条件以外はやめたほうがいいです。
value1とvalue2が等価で両方ともa以上
a <= value1 == value2
valueがa以上かつb以上、aとbの大小関係は問わない
a <= value >= b
参考
- Pythonドキュメンt
- 言語リファレンス