AWS re:Invent 2025 番外編です。
技術漬けの 1 週間だったからこそ、強烈に記憶に刻まれた体験がありました。
どうしても体験していただきたいラスベガスの 2 大観光スポットです。
1. シルク・ドゥ・ソレイユ KÀ
言わずと知れた、人間の身体能力と芸術性を極限まで追求したアクロバティックショーです。
多くの演目がありますが、その中で KÀ (カー) は他に類を見ない舞台装置が大きな特徴です。
開演前から世界観に引き込む演出
入場して薄暗い会場の中で席に向かうと、まず壮大なセットに驚きます。
広々とした客席の空間、左右にそびえ立つ塔のような宮殿のような立体通路、そして前方には本来ステージがありそうな位置に巨大な穴。
さらに客席には先住民族を思わせる演者たちがうろつき、たまに理解できない言語で大声を上げます。
スケールの大きなセットの中で先住民族が躍動する、その独特な雰囲気はまさに異世界です。
開演時間が近づいてくると、フラッシュ NG と動画撮影 NG の案内をそのままの世界観で刺激的に表現します。
注意事項にもエンタメ要素を織り交ぜる演出に期待が高まります。
まさにエンターテイメントの完成形
歌とダンスのミュージカルな展開でショーが始まると、徐々に肉体の極限を追求したアクロバティックな技が増えてきます。
詳細は割愛しますが、目の前で繰り広げられるアクロバティックの集合体、ダイナミックに姿を変える舞台、そこに音楽やプロジェクションマッピングも加わり、自然とハラハラしてしまいます。
舞台にシーソーのようなものが出現し、投影用の見えないカーテンが前方一面に張られ、さらには舞台そのものが直立し、そこから杭が飛び出る。
舞台装置がもの凄いとは聞いていましたが、それを遥かに超える衝撃を受けました。
演出も音による大気の振動、光と影、炎に花火と非常に多彩でした。
また演者たちは舞踊、格闘、バトン、ロープアクション、空中アクションと縦横無尽。
時には客席も舞台になる臨場感溢れるショーでした。
衣装やメイク、仕草で役割が分かりやすく、目で見て分かりやすいストーリー展開で、初見でも安心して世界に没頭できます。
どこから見てもエンターテイメントの完成形であると感じました。
後から来る感動
KÀ は先住民族の話なのでセリフらしいセリフがありません。
英語圏の方でなくても楽しめるよう意図されたものと気付き、より一層ファンになりました。
そして出口にある衣装や小道具の展示を見ながら、圧巻のパフォーマンスを思い出し、
このショーを支える演者や演出の皆さんの並大抵ではない努力を想像して再度感動してしまいます。
開演前から終わった後まで、本当に素晴らしいショーでした。
エンジニアであれば、洗練された設計があり、たゆまぬ努力の上に実装され、美しく稼働するシステムは好きですよね?
2. Sphere オズの魔法使い
ラスベガス空港からメインストリップに移動する時、誰もが目を止める巨大な球体が Sphere (スフィア) です。
巨大なボールの内壁に映し出される映像作品を、ボールの中心から望みます。
見渡す限りのシームレスなディスプレイに囲まれる貴重な体験ができます。
映像だけではない演出
まず視界いっぱいに映像が広がり、「おおー!」と歓声が起こります。
それだけでも感動するのですが、Sphere の凄さは映像だけではありません。
物語の進行に合わせて、音、光、風、炎、座席の振動、と様々な感覚を刺激されます。
巨大な映画館を超えた臨場感を味わえる演出でした。
特に家ごと飛ばされる竜巻の演出には拍手が巻き起こっていました。
何でも舞う
竜巻のシーンでは葉っぱが、オズの国に着いたシーンでは蝶々が空間を舞います。
映像から飛び出して物体が舞うのは、本物を見る以上の興奮を覚えます。
他にも林檎、雪、おまけに猿、と何でも宙を舞っていました。
圧倒的な没入感にホロリとする
基本はコメディ調で物語が進むのですが、最後には涙ありの要素も詰まっています。
大切な物への気付き、仲間や家族への愛、別れの寂しさ。
映像や演出の迫力による圧倒的な没入感で、つい感情移入が進んでホロリと来てしまいます。
テクノロジーが感動を増幅する、知恵と優しさと勇気の物語です。
まとめ
本当に 2 つとも心の底からおすすめしたい体験です。
時期によってラインナップは変わるため、自身にとっても来年の楽しみになりそうです。
皆さまもぜひご検討ください。
今日も小さな学びを。
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