記事の内容

レコードの追加
レコードの更新
レコードの削除
テーブルの削除

INSERT文

新規の行（レコード）を1件追加

列リストとVALUES句の値リストは列数が一致している必要がある

-- 構文
INSERT INTO
  テーブル名（例1,列2, ...） 
VALUES
  (値１,値2, ...);

-- 商品テーブルに「新商品A」を追加
INSERT INTO
  products(name, price)
VALUES
  ('新商品A', 1000);

列リストの省略

VALUES句に列の定義順、カンマ区切りで値を設定

テーブルの全列に対して値を指定する必要がある

-- 構文
INSERT テーブル名 VALUES(値1, 値2, ...);

-- 商品テーブルに「新商品A」を追加（列名：id, name, price）
INSERT products VALUES (1, '新商品A', 1000);

複数行の追加

Oracleデータベースでは使用不可

-- 構文
INSERT INTO
  テーブル名(列1,列2,列3, ...)
VALUES
  (値1,値2,値3, ...),
  (値1,値2,値3, ...);

-- 新商品を2件追加
INSERT INTO
  products (name, price)
VALUES
  ('新商品C', 3000),
  ('新商品D', 4000);

UPDATE文

データの更新

-- 構文
UPDATE テーブル名 SET 列1 = 値1, [列2 = 値2 ...] [WHERE 条件式];

-- 全商品の価格を10%割引した価格に変更
UPDATE products SET price = price * 0.9;

-- idが「3」の商品の商品名と価格を変更(UPDATE文とWHERE句の併用して特定の条件に合致する行のデータ更新)
UPDATE products SET name = 'SQL入門', price = 1000 WHERE id = 3;

DELETE文

データの削除

削除したデータは基本的には元に戻すことができない

-- 構文
DELETE FROM テーブル名 [WHERE 削除条件];

-- IDが1001の商品データを削除
DELETE FROM products WHERE id = 1001;

TRUNCATE文

テーブルのデータを全て削除
- WHERE句で指定できないのでテーブルのデータを全て削除します
- テーブルごと削除してから再作成するのでDELETE文よりも高速
  - ただしロールバックができないので注意が必要

-- 構文
TRUNCATE TABLE テーブル名;

-- ユーザーテーブルのデータを削除
TRUNCATE TABLE users;

DROP文

テーブルの削除

-- 構文
DROP TABLE テーブル名;

-- 2つのテーブルを削除
DROP TABLE users, products;

参考教材