目標
Sysnology社のNASにMarianaDBを構築し、A5M2で接続する。
※自宅ネットワーク内での接続を想定しています。自宅外からの接続については別途記事にします。
構築環境
・SynologyNAS DS218j
DSMバージョン:DSM 7.1.1-42962 Update 7
・クライアントPC
Windows11Home(64bit)
使用したアプリ
NAS
・MarianaDB10
・phpMyAdmin
クライアントPC
・A5:SQL Mk-2 ver2.19.2
(以下、A5M2と略します)
https://a5m2.mmatsubara.com/
A5:SQL Mk-2は複雑化するデータベース開発を支援するために開発されたフリーのSQLクライアントです。高機能かつ軽量で、使い方が分かりやすいことを目標に開発されています。 SQLを実行したり、テーブルを編集するほかに、SQLの実行計画を取得したり、ER図を作成したりすることが出来ます。
※上記サイトから引用
手順
NAS
1. パッケージセンターからMarianaDBとphpAdminをインストールする
2. MaraianaDBを開き、パスワードを設定する
3. 「TCP/IP接続を有効にする」にチェックをつける
4. phpAdminを開き、ログインする
※ユーザ名:root パスワード:手順2で設定したパスワードを入力する
5. ログインページ上部の「ユーザアカウント」>新規作成>「ユーザを追加する」をクリックする
6. ログイン情報のユーザ名・パスワードを入力、グローバル権限の「すべてチェックする」にチェックをして「実行」をクリックする
※1.DBに接続する際に上記で作成したユーザを使用する
※2.パスワードでエラーが出た際は、英大・小文字と数字と記号を併用して下さい
Ex.Tadanaka123#
クライアントPC
1. A5M2をダウンロード
2. ワークスペースを追加⇒起動
3. 起動すると自動で以下ポップアップが表示されるので、左下の追加をクリックする
5. 以下の通り入力してから、テスト接続をクリック
ホスト名:NASのIPアドレス
※NASの管理画面から確認できます。
コントロールパネル⇒システム(情報センター)
ポート番号:NASの手順3画像内にあるポート番号(画像内では3307)
ユーザID/パスワード:NASの手順6で作成したユーザIDとパスワード
(任意)「パスワードを保存する」にチェックをつける
上記画像が出れば接続成功です。
注)本記事での内容はあくまでNASとクライアントPCが同一ネットワーク内である前提です。屋外からの接続は別途記事にします。