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文系SEがPythonエンジニア認定実践試験受けてきた

Last updated at Posted at 2024-06-01

Python3エンジニア認定実践試験の体験記です。

2024年5月3週目にPython認定実践試験を受験して合格しました。
まだまだインターネット上にPythonエンジニア認定実践試験を受験したナレッジが少ないように感じました。
受験規約により試験問題を記載することは出来ませんが、私が受験した試験の感想を残し、これから受験する皆様の参考になればと思います。

image.png

私のスペック

私は文系学部の大学を卒業した後、公務員を経て転職し、IT企業(SES)で6年目になります。IT業務の経歴は、インフラ系に身を置いた後、アプリ開発のプロジェクトを担当していました。
がっつりプログラミングする経験はありませんでした。
現在はRaspberryPiを用いたWeb Script業務をしています。

当時は業務でPythonを触る機会はなかったのですが、プログラミングの力を付けたいと思い、当時人気言語として評判があったPythonを勉強し始めたのがきっかけです。

私は2020年春にPythonエンジニア認定基礎試験を合格し、2023年秋にPythonエンジニア認定データ分析試験を合格しました。
今回会社都合により急いで認定実践試験を合格しなければならなくなり、急ピッチで勉強しました。

勉強時間

私が受験に行くまで勉強時間はおおよそ3週間です。
振り返るともっと教科書をしっかり覚えこめば結果的に時短できたかなと思いまいた。

試験会場

私は東京都の新宿区にあるISAテストセンターを試験会場(※1)として申し込みました。
平日の仕事終わりに直行したいと思っていたため、アクセスのいい新宿会場を選択しました。

私は19:00スタートで予約を取り、会場に着くとぽつぽつと受験者が入ってきました。
私含めて5人くらいですかね。受験者氏名と受験科目名の確認を行い(Python認定受験者は私だけ^^;)、身分証の提示(無難に免許証提示した)を行ったのち荷物をもった状態で受験カードをもらい記載されている番号の席に着席しました。
(ここの会場はホールにロッカーがあるのですが、試験机の足元に荷物を置くスタイルでした。)

(※1)ISA Testing Center

勉強方法

勉強方法は公式参考書の読了、Python認定実践模試の実施です。
公式サイトに出題範囲が明示されています。

具体的には以下手順で学習しました。
1)公式テキストをさっと1周読む。
2)Exam App模試を解く(初級->中級→上級)
3)DPro Exam模試を解く
4)公式テキストをしっかり読み込む。

以下テキストや模試について詳しく書いていきます。

私は通勤時間で勉強したいと思いKindleで公式参考書を購入しました。(※1)(※2)
Kindle版の方がじゃっかん安く購入できます。

(※1)公式サイト
(※2)Amazon-購入リンク

紙ベースの書籍か、デジタルベースのKindleかどちらを購入するか迷った場合は、Kindle版の購入をおすすめします。
理由としては2点あります。

1点目:書籍が厚いため持ち運びに苦労
2点目:書籍のデモコードをコピペで試す際に楽

1点目は、書籍の総ページが500ページを超えるため持ち運んで読むのは大変です。
通勤・通学などにさっと読みことを考えるとKindleのデジタル版がいいと思いました。

2点目は、実際にコード練習の際にテキストのコードをコピペして時短出来るという点です。
テキスト、模試で間違えた問題は実際に自分でコードを動かしてみて実行結果を確認したりしていました。

その際にPython実行環境を用意するのがめんどくさいのでGoogle Colaboratoryを使いました。(※3)(※4)
Google ColaboratoryはGoogleのアカウントを持っていれば誰でも無料で使用できるGoogleのサービスです。
Pythonのコードを書く練習には一番楽かなと考えています。

(※3)Google Colaboratory - リンク
(※4)Google Colaboratory - 参考Youtube

実際に受けてみて公式テキストは隅から隅まで目を通しておいた方がいいです。
テキストの隅の事について聞いてきます。特にモジュールやメソッドについて表でまとめている箇所は暗記しておくことを推奨です。

次に模試についてです。
私は2つの模試を受けて出題形式になれました。

(1)ExamApp
Exam App-Python認定試験-無料模試

こちらの模試は無料で模試受験できます。
レベル別に模試が用意されており[初級>>中級>>上級]と3段階に用意されています。
実際のどれも9割以上取れるようになるまで覚えました。

(2)DPro Exam
DPro Exam -無料(有料)模試

こちらの模試も無料で受験することが可能です。
ただし無料版では模試の結果を保存できないため見返すことはできません。
私は1月分課金(980円/月)して模試を受けて問題やミスした箇所を振り返って覚えていました。
こちらの模試はレベル別がないため、1つの実践模試を9割以上とれるまで覚えました。

本番試験受けて

難易度はそれなりに高いなと感じました。
私はPython認定データ分析試験を2週間勉強し突貫しましたが、この試験はノリと勢いで行くと爆死します(汗

受験する際の準備はしっかりやった方が安心だと思います。
勉強方法で紹介した模試ですが、模試に近い形で出題はされるもののまったく同じ問題、同じ選択肢は出ません。
あくまで問題形式に慣れるため用、知識のアウトプット用と考え知識の定着用として使うべきです。

それこそ、公式テキストを丸暗記する粒度(参考コード含む)でいけば余裕かもしれません。
私は時間に追われていたのと、早く試験を終わらせたいというプレッシャーから解放されたいがために突貫しました(苦笑)

参考書に出てくる、関数やメソッドは一通り覚えていくことを推奨します。
また、「出力結果」に注意して勉強した方がいいです。
本番試験では主力結果を問いてくる問題や、答えとなる出結果にするには、どのメソッドを使えばいいか、どのように引数を付ければいいのか、聞いてくることが多い印象でした。

よって、使用するメソッドによってはどのような結果が返ってくるのか注意して学習することを推奨します。
(例:出力結果が、タプルで返るのか、リストで返るのか、辞書で返るのか、などなど)

総括

以下まとめです。

<勉強時間>
・目安として1ヶ月見ておけば安心だと思います。

<勉強方法>
・模試をやり込み9割以上取得できるようになる。
・模試に出てくるメソッドや関数、まとめ表を覚える。
・参考書を一通り目を通しておく。

<本番試験>
・見直しをしっかり実施する。
・質問内容を落ち着いて把握する
・迷ったらチェックをつけて後で解く

文系よわよわSEの私でも合格できました。自信を持ってチャレンジしましょう!

蛇足

Python認定基礎試験およびPython認定データ分析試験の記事も書いています。
ご興味ありましたら、試験の参考に読んでみてください!

文系SEがPythonエンジニア認定基礎試験受けてきた

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