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文系SEがPython3エンジニア認定基礎試験を受験した話

Last updated at Posted at 2024-06-03

Python3エンジニア認定基礎試験合格体験記

2020年9月末にPython認定基礎試験を受験し合格しました。

お伝えできる内容が少し年数を経過してしまっていますが、受験合格に向けた学習の糧にして頂ければと思います。
受験規約により試験問題を記載することは出来ませんが、私が受験した試験の感想を残し、これから受験する皆様の参考になればと思います。

image.png

私のスペック

当時私は、私は文系学部の大学を卒業した後、公務員を経て転職し、IT企業(SES)で2年目でした。
当時は、インフラ系の業務に身を置いていて、プログラミング経験はありませんでした。
しかし、プログラミングの力を付けたいと思い、当時人気言語として評判があったPythonを勉強し始めたのがきっかけです。

勉強時間

当時私が勉強していた期間はおおよそ1ヵ月程度だった記憶です。
プログラミング初経験だったのもあり、基礎的な概念やコードの動きなどを手を動かしながら勉強していました。

よって、Python経験者の方であれば、1週間から2週間あれば問題ないと思います。

試験会場

東京都のISATesting Center-池袋で、休日の午後に受験しました。
試験会場はOdysseyのサイトから探すことが出来ます。
Odyssey-試験会場検索一覧-リンク
ISATesting Center-池袋-リンク

共有事項
試験会場は場所によって、実施している時間と曜日が異なります。
受験しやすい会場を探すことを推奨します。
社会人の方などで定時後に受験を考えてる方は夜遅くに受験できる会場を選択することを推奨します。

注意
試験会場を探す際は必ず試験会場のHPまでリンクを飛んで実施スケジュールの確認をすることを推奨します。
Odysseyのページから試験会場を絞ると、カレンダーで受験可能日が赤く表示されていますが、実際の試験会場のHPで確認してみると日によっては受験科目を限定している可能性があります。
[例:Odyssey上の受験可能カレンダー]
image.png
[資格アリーナ 大宮校さんの6月7月カレンダー]
image.png

勉強方法

勉強方法は公式テキストを参考の辞書代わりにし、Python認定基礎模試をメインに学習しました。間違えた箇所は実際にGoogleのサービスであるGoogle Colaboratoryでコードを動かして確認していました。

公式サイトに出題範囲が明示されています。
公式サイト

テキスト

公式サイトには公式テキスト「Pythonチュートリアル」と公式問題集、通称「黒本」が掲載されています。
私が勉強していた頃は「黒本」は販売されていなかったので、未確認です。

公式テキストの「Pythonチュートリアル」は模試で間違えたところ、わからないところ、出題範囲の大きいところを辞書代わりに確認用として使っていました。
よって、テキストをしっかり1周読んでいません。

image.png

image.png

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Python基礎試験の公式テキストとされる「Pythonチュートリアル」はWebブラウザ上から無料で読むことが可能です。私は当時購入するのを渋り、無料のブラウザ版で確認していました。
Pythonチュートリアル-無料ブラウザ版

模試
模試は主にDPro ExamとPRIME STUDYを実施しました。
公式サイトに認定模擬問題として2つの試験が推奨されています。

image.png

注意
DIVE INTO EXAMは現在のDPro Examの前身です。
リンクをクリックするとDPro Examのサイトに飛びます。

DPro Exam(無料&有料)
DPro Examは無料で模試を実施することが出来ます。
しかし、無料枠の場合、試験結果の保存や、DProテキストを読むことができません。

有料版の場合、試験範囲を単元ごとに分かりやすくまとめたDProテキストを読むことができ、試験結果も記録することができるため、振り返りが容易になります。
(1月分課金料金(980円/月))

私が当時学習していた頃は、DPro Examは「DIVE INTO EXAM」と呼称されて運営されており、模試の形態も変わっていました。
当時は完全無料で模試が3回分?掲載されており、実施後に正答結果と解説が確認できる仕様になっていました。

下記画像はDPro Examに変わってから、有料版を登録している際に表示される画面です。
模試の結果が記録されていることから、前身の頃の模試結果が反映されている気がします。

image.png

PPRIME STUDY(無料模試)
PRIME STUDY-リンク

PRIME STUDYは無料で模試を実施ることが出来ます。
試験も3回分用意されているため、3回分の模試全て9割程度取れるようになるまでやり込みました。
image.png

Google Colaboratory
Google ColaboratoryはGoogleのアカウントを持っていれば誰でも無料で使用できるGoogleのサービスです。
模試を解いて間違った問題、動きが掴みずらい問題に対して、実際にコードで動かして実行確認していました。(※1)(※2)

ブラウザ上でコードを実行でき即座に結果がわかるため利用しました。
image.png

(※1)Google Colaboratory - リンク
(※2)Google Colaboratory - 参考Youtube

本番を受けて

本番試験の難易度は個人的所感ですが易しかった印象です。
DPro Exam、PRIME STUDYの模試に近い問題がそのまま出題された記憶があります。
模試で9割以上取れるようになっていれば、問題ないかと思います!

今振り返ると、Google Colaboratoryでエラーが発生した際の実行結果を把握すべきだったと記憶しています。
基礎試験では質問自体がシンプルなため、「xxxのエラーはどういう意味ですか?」的な問題も出ていた印象です。

総括

以下まとめです。

<勉強時間>
・はじめてプログラミングを触る方でしたら長く期間をとって1ヵ月程
・プログラミングを経験したことある方は2週間程。

<勉強方法>
・模試をやり込み9割以上取得できるようになる。
・苦手な箇所、不明な単元は公式テキストを参照する

<本番試験>
・見直しを実施する
・迷ったら後回しにする
・苦手な単元は割り切って捨てる

文系よわよわSEの私でも合格できました。自信を持ってチャレンジしましょう!

蛇足

Python認定データ分析試験およびPython認定実践試験の記事も書いています。
ご興味ありましたら、試験の参考に読んでみてください!

文系SEがPythonエンジニア認定データ分析試験受けてきた

文系SEがPythonエンジニア認定実践試験受けてきた

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