0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

WorkatoAdvent Calendar 2023

Day 2

Workato:稼働していないレシピや孤立しているリソースを特定する

Last updated at Posted at 2023-12-19

はじめに

Workatoを長い間運用していると、未使用のレシピやコネクション、その他アセットが増えてしまいがちです。また、そのまま放置し続けると、それらのリソースが削除できるかどうかの判断が難しくなります。

今回は、削除可能なレシピやコネクション、その他アセットをどのように特定していけば良いかについてTipsをまとめてみました。

作業の前に

本作業を進める前に、以下の対応を行うことをお勧めします。

  • メンテナンス期間の設定(メンテナンス期間に作業を実施する)
  • 関係者へのアナウンス(レシピビルダー=レシピ作成あるいはメンテナンスされている方へアナウンス)

1.長い間動作していないレシピの特定と削除

まず、Assetsの Recipe - Active を選択します。

image.png

次に、表示順を Last activity にし、その中からレシピのスタート時期が古い順に確認を進めていきます。

image.png

最後に実行された時期を確認します。このレシピの場合、今年の6月(現在は12月)から一度も実行されていないため、削除候補として検討します。

image.png

削除によって他のレシピへの影響がないか、依存関係を確認します。
Setttings - View Dependencies をクリックします。

image.png

以下のように依存関係を確認することができます。依存関係がある場合は、当レシピを依存元/先のレシピのアクションから削除するか、あるいは依存するレシピを全て確認のうえ、問題なければ関連する全てのレシピを削除します。

image.png

なお、判断に迷う場合は、そのレシピのレシピビルダーへ確認してから進めましょう。

2.停止しているレシピの特定と削除

Assetsの Recipe - Inactive で確認することができます。
Inactiveから時間が経過しているレシピや、作成されてからかなりの時間が経過したNever activeなレシピは、速やかに削除していきましょう。
判断に迷う場合は、そのレシピのレシピビルダーへ確認してから進めましょう。

image.png

image.png

3.未使用のConnectionの特定

本作業の前に、上記1,2を進めておきます(確実に削除可能なものを特定するため)

1)Connected より未使用のConnectionの特定

まず、Assetsの Connection - Connected をクリックします。

image.png

Recipe Count でソートし、一覧を確認します。「0 Recipes」となっているConnectionは、どのレシピでも使用されていないため、削除しても問題ありません。

image.png

2)Disonnected より未使用のConnectionの特定

まず、Assetsの Connection - Disconnected をクリックします。

image.png

上記1)と同様の確認を行います。

4.未使用のアセット(レシピ、Connection以外)の特定

まず、Dashboard をクリックします。

image.png

次に、 Dependency Graphをクリックします。

image.png

Assetsより、未使用のアセットを確認したい機能を選択します。

image.png

アセットを1つずつ確認します。

image.png

以下のように1つしか表示されない場合は、どこにも使用されていないアセットですので、削除しても問題ありません。

image.png

以下のように、アセットにたいして何らかのレシピ等が接続されている場合は、現在使用されている可能性の高いアセットであると判断することができます。

image.png

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?