Workatoでは、Lookup Tablesと呼ばれる簡易的なテーブルがあります。
このテーブルでは、最大100,000行(エントリ)、1行あたり最大10列(カラム)のデータを管理することができ、レシピからテーブルに対してレコードの検索・追加・編集・削除を行うことができます。外部サービスやストレージ・DBに頼ることなく、Workatoだけで手軽に使える機能であるため、一時テーブルや簡易的なマスタとしてよく使われます。
なお、Lookup Tablesには上記で示した行数・列数の制限のほかに、テーブル数にも上限が設けられています。Lookup Tablesは最大100件という制限(上限)があり、この上限に達した場合、以下のメッセージ(アラート)が表示され、Lookup Tablesが作成できなくなります。
また、この制限はWorkatoのドキュメントにもきちんと書かれていません。ですので、この記事を見ていない方は、おそらくメッセージが表示されてから制限があることに初めて気づくことになります。
Workatoの活用が進むにつれてLookup Tablesの数が増えるということはあるかもしれませんが、テーブル数の上限には十分お気を付けください。