Workatoよりエクスポートされるレシピは、ZIPファイルとしてダウンロードすることが出来ます。また、そのZIPファイルには、レシピやアセットが定義されたJSONファイルが含まれています。つまり、そのZIPファイルを展開し、展開された内容をGit等のバージョン管理システムを利用してバージョン管理することが可能です。
バージョン管理システムを利用することで、Gitを例にすると、いつ誰がどのような変更をレシピや関連するアセットに対して行ったか変更を追跡したり、Pull requestによるレビューおよび承認・マージの仕組みを、Workato開発において実現することができます。
手順
Workatoのワークスペースからレシピをエクスポートし、GitリポジトリへCommitする
1.Recipe Lifecycle Management で、レシピおよび関連するアセットをエクスポートします
以下の投稿を参照ください
2.ダウンロードしたファイルを展開します。
3.Gitリポジトリの準備あるいは更新を行います
【1】リポジトリが未作成の場合
1)ローカルリポジトリとなるフォルダを作成し、コマンドプロンプトで そのフォルダへ移動し、git init
コマンドを実行します
2)上記フォルダへファイルをコピーします
【2】リポジトリが作成済である場合
所定のフォルダへファイルをコピーし、既存ファイルを上書きします
4. git add
コマンドおよび git commit
コマンドを実行し、ローカルリポジトリに対して変更内容をコミットします
5.GithubやGitLab, Bitbucket等のリモートリポジトリが存在する場合は、必要に応じて git push
でリモートリポジトリへ変更内容を反映します
Gitリポジトリで管理されたレシピを、Workatoのワークスペースへインポートする
1.レシピを管理しているフォルダ(ローカルリポジトリとなるフォルダ)を暗号化されていないZIPファイルとして圧縮します
なお、.gitフォルダが含まれた状態でも問題なくレシピはインポート可能ですが、セキュリティ等を考慮して避けたい場合は、事前に.gitフォルダを除外したうえでZIPファイルを作成ください。
2.以下の内容を参考に、レシピのインポートを進めます
なお、Import packageでは、1で圧縮して生成されたZIPファイルを指定します
参考