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WorkatoAdvent Calendar 2022

Day 4

Workato:Slack上で発生したイベントをトリガーにWorkatoのレシピを実行する

Last updated at Posted at 2022-12-05

はじめに

Workatoでは、SlackカスタムアプリのEvents subscriptionで指定されたEvent typesのイベントをトリガーに、レシピの処理を実行することが出来ます。

例えば、特定のSlackチャンネルにメッセージが投稿されたらWorkatoレシピを実行する、特定の文字列が含まれるメッセージがSlackチャンネルに投稿されたらWorkatoレシピを実行する、Slackメッセージに特定のリアク字(絵文字)が追加されたらWorkatoレシピを実行する等、様々なSlack上のイベントをトリガーにWorkatoレシピを実行することができます。

手順

【1】Workato:コネクションを追加

Slackのイベントを取得するための「Slackコネクタ」コネクションを追加します。

image.png
image.png

【2】Workato:レシピ追加

1.トリガーの追加

1)Slackコネクタを追加し、「New event」を選択します。

image.png

Connectionは【1】で追加したコネクションを指定します。
image.png

2)Event nameを入力します。

image.png

3)Request URLが生成されたことを確認します。

このURLは後続の手順で使用します。
image.png

2.アクションの追加

実行したい内容をアクションに定義します。

image.png

3.レシピの保存

「Save」をクリックし、レシピを保存します。

image.png

【3】Slack:Slackカスタムアプリの作成

Slackイベントを取得するためのSlackカスタムアプリを作成します。

1.https://api.slack.com/apps/ へアクセスし、「Create New App」をクリックします。

image.png

2.「From scratch」をクリックします。

image.png

3.App nameとアプリのインストール先とするワークスペースを選択し、「Create App」をクリックします。

image.png

4.「Event Subscriptions」をクリックします。

image.png

5.「Enable Events」を「On」にします。

image.png

6.「Request URL」に【2】Workato:レシピ追加 のトリガーで生成されたRequest URLを入力します。

image.png

7.「Add Bot User Event」をクリックします。

image.png

8.購読するイベントを選択します。

image.png

選択可能なイベントとその内容については、以下を参照ください。

例)

  • パブリックチャンネルのメッセージを取得したい場合: message.channels を選択
  • プライベートチャンネルのメッセージを取得したい場合: message.groups を選択
  • ダイレクトメッセージ(DM)を取得したい場合: message.im を選択

9.「Save Changes」をクリックします。

image.png

10.「Basic Information」をクリックします。

image.png

11.「Install to Workspace」をクリックします。

image.png

12.内容を確認のうえ、「許可する」をクリックします。

image.png

【4】Slack:ボットユーザーをSlackチャンネルへ追加

チャンネル上のメッセージをボット(アプリ)で取得したい場合は、そのボットユーザーを予めSlackチャンネルへ追加しておく必要があります。必要な場合は、チャンネルに対してボットユーザーの追加(招待)を行ってください。

image.png

【5】Workato:レシピの開始

「Start recipe」をクリックし、レシピを開始します。

image.png

レシピ開始後、動作確認を行い、Slackからのイベントが取得できていることを確認します。
image.png

参考

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