RaspberryPi(共通)の初期設定
ログインする
初期パスワードはpi/raspberry
でログイン出来ます。
rootパスワードを設定する
通常のLinuxと同じです。
$ sudo passwd root
Enter new UNIX password: 新しいパスワード
Retype new UNIX password: もう1回
vimを最低限使えるようにする
キーボードがUSキーボードの設定になっており、
vimでこの先のネットワークの設定を行うのにカーソル移動(矢印キー)を打鍵するとABCDが入力されたりと少々難儀なのでカーソル移動くらいはできるようにしておきます。
ネットワークに繋がるようになれば別のPCからssh接続すればいいのでそんなにはいじりません。
$ sudo vi /root/.vimrc
# で、下の一行を記述してください
set nocompatible
ホスト名を変更する
ホスト名はクラスタを構成する各ノードごとで全てユニークなものにしてやらないといけません。
私の場合は以下のようにしました。(/etc/hostname
を編集)
node | hostname |
---|---|
master | raspberrypi0 |
worker1 | raspberrypi1 |
worker2 | raspberrypi2 |
ネットワークに繋がるようにする
sudo vi /etc/network/interfaces
以下の記述を追加しましょう
ちなみにこれはmasterの設定です。
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-ssid SSID
wpa-psk PASSWORD
workerは以下のように設定します。
auto eth0
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet dhcp
rebootすればネットワークに繋がると思います。
rootでsshログインできるようにする
sudo vi /etc/ssh/sshd_config
# PermitRootLogin の項目のコメントアウトを解除して設定値をyesに
Docker のインストール
ここからはrootでログインして行いました。
# 必要なパッケージのインストール
$ apt-get install apt-transport-https ca-certificates curl software-properties-common
# リポジトリの追加
$ curl -fsSL https://download.docker.com/linux/$(. /etc/os-release; echo "$ID")/gpg | sudo apt-key add -
$ echo "deb [arch=armhf] https://download.docker.com/linux/$(. /etc/os-release; echo "$ID") \
$(lsb_release -cs) stable" | \
sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list
# インストール
$ apt-get update
$ apt-get install docker-ce
kubeadm, kubelet, kubectlのインストール
# swapを無効に
$ dphys-swapfile swapoff
$ dphys-swapfile uninstall
$ update-rc.d dphys-swapfile remove
# リポジトリ追加
$ curl -fsSL https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg|sudo apt-key add -
$ echo "deb http://apt.kubernetes.io/ kubernetes-xenial main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/kube.list
# インストール
$ apt-get update
$ apt-get install kubelet kubeadm kubectl