KVMの仮想マシンについて
はじめに
業務でKVMに触れる機会があったため、自己学習した際の基本的なコマンド等を備忘録として記載したいと思います。
KVMについて
まず、KVMとは下図イメージのように、LinuxOS上で動く仮想化Hypervisorのことを指します。(qemuについては省略)
ハードウェアのリソースを用いて、VMを作成・管理するためのソフトウェアになります。
基本的にハードウェア上にはOSは1つしか動かせませんが、KVM上であればリソースの許す限りVM毎に複数のOSを同時に動かすことが可能となります。
仮想マシン操作コマンドについて
自己学習中にメモに残した方がよいかなと感じた、仮想マシン操作コマンドとオプションを記載しようと思います。
- 仮想マシン作成
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virt-install- オプション
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--name：仮想マシン名定義 -
--vcpus：cpu数定義 -
--ram：メモリ容量定義 -
--disk path=：仮想マシンディスク定義 -
--os-variant：OSバージョン記載 -
--network：仮想ネットワーク定義 -
--graphics：GUI接続定義 -
--console：シリアルコンソール接続定義(SSH不要) -
--location：OSインストールメディア
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- オプション
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- 仮想マシン確認
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virsh list- オプション
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--all：起動停止状態問わず一覧表示
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- オプション
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- 仮想マシンxml定義確認
virsh dumpxml
- 仮想マシンxml定義編集
virsh edit
- 仮想マシンxml定義反映
virsh define
- 仮想マシン起動
virsh start
- 仮想マシン停止
virsh shutdown
- 仮想マシン強制停止
virsh destroy
- 仮想マシン再起動
virsh restart
まとめ
これからも新たに業務で触れるものがあれば、備忘録として記録できればと思います。
参考
- https://www.redhat.com/ja/topics/virtualization/what-is-KVM
- https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/7/html/virtualization_deployment_and_administration_guide/sect-Guest_virtual_machine_installation_overview-Creating_guests_with_virt_install
- https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/7/html/virtualization_deployment_and_administration_guide/sect-virtual_machine_installation-virt-install-virt-manager-matrix