変数とは
変数とは、値を入れる箱のようなものです。
その箱に名前を付けたものが、変数名と言います。
変数を利用することで、値を再利用したいときに、変数名を使うだけで呼び出すことができます。
変数名の定義
fruit = "りんご"
puts fruit
=> "りんご"
定義は上記のようにします。" = "を挟んで、右辺に置いた値を、左辺の変数(今回はfruitという箱)の中に入れるイメージ。
変数名 = 格納する値
この" = "は、「等しい」という意味ではなく、「変数の箱の中に値を入れる」という意味です。
代入演算子と言います。
例
変数を使って、以下の条件に沿ってプログラムを作成します。
条件:
国語が80点、英語が50点、数学が70点の場合のテストの平均点をターミナルに出力させる。
ターミナルに、「3教科の平均点は、◯点です。」と出力されるようにコードを書く。
# 模範解答
japanese_score = 80
english_score = 50
math_score = 70
average_score = (japanese_score + english_score + math_score) / 3
puts "3教科の平均点は#{average_score}点です。"
# ターミナル出力
3教科の平均点は66点です。
仮に、上記模範解答の中にある点数はAさんの得点だったとします。
次にBさんの点数の平均を求めたいときには、点数を変更するだけで平均点を出すことができます。
そのため、変数を利用することで、値を再利用したい場合に、変数の名前を使うだけで呼び出すことができるということになります。