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Microsoft AZ-104試験の概要について【受験準備編】

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株式会社船井総研デジタルのよもぎたです。
MicrosoftのAZ-104試験受験に向けて、情報をまとめたのでシェアします。

試験のページを概観する

「この試験の受験者には~専門知識が必要です。」と断言されています。SC-900試験のようにビジネスユーザーが受験対象者に含まれることもありません。

試験範囲と配分

試験のページによると、試験範囲と配分は次の通りです。

  • Azure ID とガバナンスを管理する (15 - 20%)
  • ストレージを実装して管理する (15 - 20%)
  • Azure のコンピューティング リソースのデプロイと管理 (20 - 25%)
  • 仮想ネットワークの構成と管理 (20 - 25%)
  • Azure リソースの監視と管理 (10 - 15%)

相変わらず、試験のページでは日本語になっているのが、資格のページだと英語なのはナゾです。

最近の動向としては、2022/07/28に試験が更新されたとのことで、ローカライズされるのは8週間程度後とのことです。これから受験するとなると、新試験を受験することになります。

ヒントとして示されていること

AZ-104 試験準備ビデオ
ヒントのコーナーからリンクされているのは1本だけでしたが、各試験領域に対応したビデオが5本あります。

最初 字幕がなく挫折しそうになりました。 ビデオ右下のアイコンから字幕を表示させることはできましたが、Microsoft Learn以上にこなれていない日本語、もろ機械翻訳で、あまり役に立ちません。 結局挫折しています。

このビデオは6/29時点のものとのことで、試験範囲ごとの配分は異なっていましたが、見出しレベルでの試験範囲(Objective domain)は変わっていませんでした。最後の方には練習問題もありました。英語に抵抗がなくてネイティブの発音についていける方はご覧になるのもアリかもしれません。

私は全部通して見ていないので、断言いたしかねます…

各試験範囲ごとのビデオへのリンクを列挙しておきます。

  1. Azure ID とガバナンスの管理
  2. ストレージの実装と管理
  3. Azure コンピューティング リソースのデプロイと管理
  4. 仮想ネットワークの構成と管理
  5. Azure リソースの監視と保守

日本語表記が試験のページの試験範囲とビデオのタイトルで異なっていますが、原文(英語)では同じでした。

また、ビデオ冒頭の試験の概要説明で、自分で学習するための教材として、Azure Architecture Centerが紹介されていました。試験範囲よりもよりカバー範囲が圧倒的に広いので、まずはMicrosoft Learnで学習しながら、掘り下げるのに読むのがよさそうです。また、今後実務でAzureを扱ううえで参考にしていきたいと思います。

試験の学習ガイド
試験の学習ガイドはすべて英語ですが、キーポイントのSkills Measuredは上記の通り試験のページで日本語訳が提供されており、Functional groupsもMicrosoft Learnのラーニングパス、モジュールに対応しています。

Microsoft Learn

Azureの基礎

まず、試験のラーニングパスの前提条件として、「Azureの基礎」が6部構成であります。これだけで20モジュール、9時間12分のコンテンツになります。ただし、これらの多くはAZ-900と重複するようです。私は復習も兼ねて一通り流し読みするつもりです。

  1. Azure の基礎 第 1 部: Azure の主要概念に関する説明
  2. Azure の基礎 第 2 部: Azure の主要サービスに関する説明
  3. Azure の基礎 第 3 部: Azure のコア ソリューションおよび管理ツールに関する説明
  4. Azure の基礎 第 4 部: 一般的なセキュリティ機能およびネットワーク セキュリティ機能に関する説明
  5. Azure の基礎 第 5 部: ID、ガバナンス、プライバシー、およびコンプライアンス機能に関する説明
  6. Azure の基礎 第 6 部: Microsoft Cost Management およびサービス レベル アグリーメントに関する説明

AZ-104試験のラーニングパス

試験のラーニングパスは、トータルで6つ、57モジュールあります。各ラーニングパスで示されている時間は合計で30時間42分になります。もっとも、AZ-900/SC-900の経験からすると、この時間ですんなり頭に入ることはないですし、手を動かして試してみることを考えれば、もっと時間は覚悟しておいた方がよさそうです。試験範囲が5領域なのにたいしてラーニングパスが一つ多いのは「管理者向けの前提条件」が最初にあるためです。これだけで6モジュール、3時間43分あります。

各ラーニングパスへのリンクは以下の通りです。

  1. 管理者向けの前提条件
  2. Azure での ID とガバナンスの管理
  3. Azure でのストレージの実装と管理
  4. Azure のコンピューティング リソースのデプロイと管理
  5. Azure 管理者向けの仮想ネットワークの構成と管理
  6. Azure リソースの監視とバックアップ

まとめと感想

Azureのエンジニアとしての本丸の第一歩をようやく踏み出せるな、というのが正直な感想です。
記事には書ききれませんでしたが、ラーニングパスの各モジュールのタイトルをざっと見ただけでも、自分がやってみたいことが網羅されているうえに、プラスアルファの内容盛りだくさんで、楽しみです。

試験は11/6に受験するのを目標にしたいと思います。SC-900試験の復習もしたいですし、なんといっても今週はMicrosoft Igniteがあります。本格的に学習開始できるのはIgniteが終わってからになりそうです。

今度は次の投稿が受験報告なんてことにならないよう、学習過程でアウトプットしていきたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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