船井総研デジタルのよもぎたです。
2023年8月10日にBlob StorageのCold TierがGAしました。そこで、自分の情報アップデートもかねて、Access tiersについて改めて整理しておこうというのが本記事のモチベーションです。AZ-900やAZ-104などの資格試験の対策の一助となれば幸いです。Access tiersはMicrosoft Learnの日本語ページでは「 BLOBデータのアクセス層 」と表記されています。本記事では単に「アクセス層」と表記することとします。
使えるアクセス層
2023年8月現在使えるのは、次の4つのアクセス層になります。
- ホットアクセス層(Hot Tier)
- クールアクセス層(Cool Tier)
- コールドアクセス層(Cold Tier)(New!)
- アーカイブアクセス層(Archive Tier)
各4つアクセス層の特徴
アクセス層 | 適している用途 | 最低推奨データ保持期間 | ストレージコスト | アクセスコスト | 待機時間(最初の1バイト目) | 可用性 | 可用性(GA-GRS読み取り) | サポートされている冗長構成 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ホットアクセス層 | 頻繁にアクセスまたは変更するデータの保存 | 該当なし | 最も高い | 最も安い | ミリ秒 | 99.9% | 99.99% | すべて |
クールアクセス層 | アクセス頻度が低い | 30日間 | ホットアクセス層より安い | ホットアクセス層より高い | ミリ秒 | 99% | 99.9% | すべて |
コールドアクセス層 | アクセス頻度が低い | 90日間 | クールアクセス層より安い | クールアクセス層より高い | ミリ秒 | 99% | 99.9% | すべて |
アーカイブアクセス層 | めったにアクセスせず、アクセスする際は数時間の待機時間を許容できるデータの保存 | 180日間 | 最も安い | 最も高い | 時間 | 99% | 99.9% | LRS、GRS、RA-GRSのみ |
コスト比較
- ストレージコスト: ホットアクセス層 > クールアクセス層 > コールドアクセス層 > アーカイブアクセス層
- アクセスコスト : アーカイブアクセス層 > コールドアクセス層 > クールアクセス層 > ホットアクセス層
オンライン層とオフライン層
- オンライン層:ホットアクセス層、クールアクセス層、コールドアクセス層の3つが該当します。
- オフライン層:アーカイブアクセス層のみが該当します。
最後に
以上、簡単ですがアクセス層の違い、試験でポイントになりそうな個所をまとめました。
ところで、MS-Learnでも Blob 表記と BLOB 表記が混在しているの、何とかなりませんかね。
最後までお読みいただきありがとうございました。