株式会社船井総研デジタルのよもぎたです。
Oracle VM VirtualBoxでUbuntu Desktopをマニュアルインストールする方法を説明いたします。なお、たまたまUbuntuで試しましたが、Windowsや他のLinuxディストリビューションでも同様と思われます。
この記事の背景
社内の研修仲間がVirtualBoxにUbuntuをインストールしたものの、キーボードレイアウトが英語(US)キーボードになって困りました。インストールした後の対処ではなくて、インストール時に日本語を選べたはずだよね、ということで調べて分かった対処方法をまとめます。
社内情報共有の要素が強いですが、一般的なツールとディストリビューションで起こったことなので、外部の方にも参考になるかもと思いQiitaに投稿させていただきます。
なおVirtualBoxは7.0を使用いたしました。
対処方法
仮想マシンを新規作成する際のメニューで、次のスクリーンショットのように "Skip Unattended Installation" にチェックを入れます。赤枠で囲った範囲の左上のチェックボックスです。
デフォルトだと次のスクリーンショットのようにチェックが外れており、Unattended Installation が有効になっています。インストール中に設定するユーザー名やパスワードなど一部の項目を入力してインストールをお任せできるものの、そもそも日本語環境を選択できず、デスクトップ環境は英語、キーボードレイアウトもUSでインストールされてしまいます。
なお、 "Skip Unattended Installation" にチェックを入れて仮想マシンを作成した場合、仮想マシンが電源オフの状態で作成されるので、Oracle VM VirtualBoxマネージャーから手で起動させる必要があります。
簡単ですが以上です。引き続きよろしくお願いいたします。