Qiita:teamとは
Qiita:teamとはパブリックな場所では書けない内容を書きたいときに使うサービスです。社内議事録や社内だけにしか共有できない情報などをまとめる場合には、QiitaではなくQiita:teamを使用することになります。
Qiitaを使ってるエンジニアから、Qiita:teamを導入したいとの要望を受けた管理者が予め抑えておくべきポイントを7個まとめてみました。
- ドメイン
- 見た目
- ユーザー数と料金
- 役割
- ユーザー管理
- グループ機能
- Oraganizationとの違い
1.ドメイン
Qiita:teamを申し込むとサブドメインが発行されます。
例えば、hogehogeてteamを作成するとQiita:teamのURLは、http://hogehoge.wiita.comとなります。
QiitaとQiita:teamの切り替えは、URLか右上のロゴから切り替え可能です。
2.見た目
事故防止のため、QiitaとQiita:teamでは見た目で差がわかるようになっています。
Qiita
Qiita:team
投稿時
Qiita:teamでもQiitaでも使用しているアカウントでQiitaに投稿しようとすると、TeamじゃなくQiitaだけど大丈夫?っと確認してくれます。
3.ユーザー数と料金
料金体系はPriceに記載されています。
個別に連絡して何人使用できるかを設定してもらいます。
会社では150人で申請していますが実際には、112人分のアカウントしか設定していないので課金も112アカウント分の課金になっています。
4.役割
権限は、ユーザーと管理者とオーナーの3つに分かれています。
オーナー
オーナーは1アカウントだけで開設時に申請したアカウントに設定されます。
オーナー権限を持っているアカウントで支払い情報や請求情報を見ることができます。
管理者
管理者は、オーナーか管理者が設定できます。
管理画面から登録ユーザーに管理権限を付与したり解除したりできます。
ユーザー登録や削除、管理者権限の付与や解除は管理画面上では操作ログでないのが悲しい。管理操作ろぐはGithubみたいに監査機能的に記録されていると嬉しいですね。ちなみにユーザーの追加と削除は、Integrationしておくと通知はきます!おしい。
ユーザー
ユーザーはQiita:team内で記事を投稿したり、コメントしたりPRしたりできます。
通常のQiitaのユーザーと同じです。
5.ユーザー管理
現時点では、SSO的な管理方法が提供されていないので管理画面でユーザーを追加したり削除したりする必要があります。
退職者管理が面倒(;´・ω・)
ただ一昔前と違って、現在では管理画面でユーザーのメールアドレスが表示されるようになったのが救いです。
昔はユーザー名しか表示されないのに、ユーザーで名前を変更できてしまったので、このアカウント誰の??的な悲しみがありましたが、今は登録時のメールアドレスが表示されるので救われます。
弊社都合的には、Google Appsと紐づいてくれてSyncしたら特定ディレクトリのユーザーのアカウント作成&削除をしてくれると管理コストが下がって嬉しいですね。ついでにGoogle AppsのSSOに対応すれば行こうと無し。
6.グループ機能
2016年6月にグループ機能が追加されたので、組織内(部とかグループ)に閉じないといけない情報もこれで管理できるようになりました。
7.Oraganizationとの違い
Qiita:teamはチームに閉じたQiitaを作成できる機能で組織内に閉じた情報をやりとりするのに使うものです。
一方でOrganizationはQiitaというパブリックに公開されている情報や人に色をつける機能です。
このアカウントはこの組織に所属しているアカウントですよ!って宣言しちゃうものです。
全然違う趣旨のものですね。
こちらはQiita:teamとは別に申請が必要。
というわけで、gloopsではQiitaを使ってます。絶賛エンジニア採用中ですw