テキストエディタ(Atom)を使って、ローカルでファイル保存と同時にサーバーに自動アップロードする手順です。
・macOS Mojave 10.14.5
・Atome 1.38.2
・remore-ftp 2.2.2
1. 「Atom」のインストール
2. 「Remote-FTP」のインストール
メニューバーから Atom > Preferences > Install の順に進み、Search packages (検索窓)から「remote-ftp」を検索します。
インストール完了後はAtomを再起動します。
ちなみに、起動の度にWelcome画面が出てくるので、「Show Welcome Guide when opening Atom」のチェックを外しておくとよいかもです。
3. Projectフォルダの追加
メニューバーから File > Add Project Folder の順に進み、Projectフォルダを選択します。
個人的にProjectフォルダはFTPのホスト名にしてプロジェクトを管理しています。
4. 設定ファイルの作成
続けて接続に必要な設定ファイルを作成します。メニューバーから Packages > Remote FTP の順に進み、 「Create FTP config file」または「Create SFTP config file」を選択します。
※ FTPは暗号化されていないため、運用には注意しましょう。
5.「.ftpconfig」の更新
FTP設定
{
"protocol": "ftp",
"host": "example.com",
"port": 21,
"user": "user",
"pass": "pass",
"promptForPass": false,
"remote": "/",
"local": "",
"secure": false,
"secureOptions": null,
"connTimeout": 10000,
"pasvTimeout": 10000,
"keepalive": 10000,
"watch": [],
"watchTimeout": 500
}
SFTP接続の場合
{
"protocol": "sftp",
"host": "example.com",
"port": 22,
"user": "user",
"pass": "pass",
"promptForPass": false,
"remote": "/",
"local": "",
"agent": "",
"privatekey": "",
"passphrase": "",
"hosthash": "",
"ignorehost": true,
"connTimeout": 10000,
"keepalive": 10000,
"keyboardInteractive": false,
"keyboardInteractiveForPass": false,
"remoteCommand": "",
"remoteShell": "",
"watch": [],
"watchTimeout": 500
}
6. サーバーに接続
メニューバーから Packages > Remote FTP > Connect の順に進みます。
画面右上に「Connected」の表示が出れば接続OKです。接続できない場合は「.ftpconfig」を見直します。
7. ダウンロード
ダウンロードする場合は、Packages > Remote FTP > Toggleの順で表示します。
Toggleを選択すると画像の赤枠に「Project(ローカル)」と「Remore(サーバー)」のタブが出現するので、「Remore」タブに切り替えてサーバーのディレクトリにアクセスします。
右クリックで対象ファイルをダウンロードすると、FTPのユーザーディレクトリ構成でダウンロードされます。
8. アップロード
「Project」タブに切り替え、任意のファイルを更新して保存すると自動でアップロードされます。
または、右クリックで「Upload」を選択してもOKです。
9. 自動でアップロードしたくないとき
メニューバーの Atom > Preferences > Packages の順に進み、「remote-ftp」のSettings(歯車)をクリックします。
「Auto Upload On Save」がデフォルトで「always」になっているため、「never」に変更します。