- 今となっては、当然のごとく使用していることを、ただ手紙としてしたためるだけの記事の第九弾。
- 久々の時間跳躍ごっこということもあり、「とうとう現実との乖離に成功したのかな」という激怒即答確実の自分への問いかけに、期待以上の速度で対応する、なんとも自己満足なたしなみ。
- やはり執拗な性格があだとなり、これからも幻想遊びは果てしなく継続することが決まり、似合わない「上流階級得意の舞い踊り」をしてみる。
- よし。今回は入社後、知っておけばよかったことを書こう。
CSSについて
<当時>
- 「単位」・・・「px」「%」ぐらいしか知らないことに加えて、その意味もあまり理解することもなく、ただ使っていた。
- 「規約」・・・idやclass名の命名やインデント等、きちんとした記法を統一せずにただ書いていた。
- 「ツール・サービス」・・・自動補完や整形等のツールから、記述参考にしてほしい各種サービスまで、あまり知らなかった。
※レイアウトのズレや、コードの可読性の低さ等が起き、効率的な質の良い学習ではなかった。
<現在>
各要素や単位の基礎的な意味や規約をきちんと学びなおす。
→意図せぬ配置表示のズレ回避、可読性・効率性向上につながる。
単位
下記、最低限知っていてほしい種類。
- 「px」・・・・相対値。画面サイズが変わっても、指定したサイズは変わらない。
※「絶対値」として使用されるケースが多いが、きちんとした仕組みとして、「相対値」に分類される。
※下記の例では、bodyタグのフォントサイズは、40pxとみなす。
body {
font-size: 40px;
}
- 「%」・・・・相対値。親要素によって変わる。親要素を100%とみなす。
※下記の例では、pタグのフォントサイズは、20pxとみなす。
body {
font-size: 40px;
}
p {
font-size: 50%;
}
- 「em」・・・・相対値。親要素によって変わる。親要素を1em(100%)とみなす。
※下記の例では、pタグのフォントサイズは、30pxとみなす。
body{
font-size: 60px;
}
p{
font-size: 0.5em;
}
- 「rem」・・・・相対値。ルート要素(html要素)によって変わる。ルート要素を1rem(100%)とみなす。レスポンシブ対応に便利。
※下記の例では、pタグのフォントサイズは、60pxとみなす。
html{
font-size: 40px;
}
p{
font-size: 1.5rem;
}
- 「vw」・・・・相対値。利用画面幅によって変わる。画面幅を100vwとみなす。
- 「vh」・・・・相対値。利用画面の高さによって変わる。親要素を100vhとみなす。
※下記の例では、「項目1」の画面幅は50%、画面高さは100%。「項目2」の画面幅は20%、画面高さは100%。
<body>
<div class='item1'>項目1</div>
<div class='item2'>項目2</div>
</body>
body {
margin: 0px;
}
.item1 {
background-color: rgb(223, 168, 168);
width: 50vw;
height: 100vh;
}
.item2 {
background-color: rgb(151, 226, 220);
width: 20vw;
height: 100vh;
}
規約
下記のガイドや記事に従って、書いてみる。
ツール・サービス
下記のツールやサービスを使用して、快適かつ効率的なコーディングをする。
-
cssreference.io
→CSSのまとめがわかりやすく載っている。 -
CSS Ruler
→CSSの長さ等にまつわるチートシートが載っている。 -
extractCSS
→CSSひながた作成ツール。HTMLのコードを貼りつけるだけ。 -
CSS Shrink
→CSS圧縮ツール。CSSのコードを貼りつけるだけ。 -
px-em
→pxとemの変換ツール。サイズ調整に便利。 -
CSSスニペット
→便利なCSSコードがスニペットとしてまとめられている。
<過去の私へ送る言葉>
- flexboxやCSS Grid等、複雑なことは、初心者のうちは覚えなくてよいから、基礎からしっかり学んでいこう。
- 基礎からの積み重ねはきっと力になるから、焦らず取り組もう。
まとめ
- 今回は、CSSで伝えたいことということで、「レイアウトデザインと絵心は確実に比例している。」と根っから思い込んでいたころを思い出しながら、記事を書く。
- フロントは本当に苦手で、必死に距離をとっての生活を試みたが、天才的執着性により、だましだまし取り組むことにする。
- 「こういう記事を書けば、この執着から逃れられる」という、粉砕確実の安易発想をこしらえて、今日も逃避生活を続けよう。
参考
-
https://www.webprofessional.jp/a-walkthrough-of-css-length-units-you-can-use-for-font-size/
→単位はこちらの記事を参考にしました。 -
http://photoshopvip.net/109622
→ツールはこちらの記事を参考にしました。