前身となったMaterial Design
- Googleが推しているデザインのガイドライン
- ユーザエクスペリエンスを向上、統一させるためのもの
- Androidだけではなく、WebやiOSなど様々なプラットフォーム向けにライブラリが用意されている
- どのサービスでもユーザエクスペリエンスを共通にすることで、ユーザが直感的に操作できるようになる
- 同じくGoogleが提供しているクロスプラットフォーム開発に用いられるFlutterもUIパーツはMaterial Designに準じたものになっている
Material DesignはWebサイトにてガイドラインが公開されているため、誰でも学ぶことができるものになっている。
詳しくはこちら!
Material You
GoogleI/Oにて発表されたMaterial Designの流れを汲んだ新しいデザインフレームワーク。
今後全てのGoogle製品で採用されていくらしい。
Android12からMaterial Youが標準搭載されるため、beta版のAndroid12と既存のAndroid10を比べてみた。
Material Youの特徴①:デザインの一新
- 全体的に丸みのあるデザインに変更されている
- Android10だとフォントサイズや調整バーなどが細いのに対して、太めに設定されている
- クイック設定もボタンの大きさや通知のサイズが全体的に大きくなっている
Material Youの特徴②:パーソナライズ
- UIのカラー、デザインをパーソナライズすることができる
- ユーザが使用している壁紙から色を抽出し、色調を設定することができる
- サービス横断で色調を統一することで、端末のデザインがパーソナライズされる
- ユーザが使用している壁紙から色を抽出し、色調を設定することができる
- 色だけでなく、UIそのものの調整(カスタマイズ?)も可能になるらしい
Material Youの特徴③: UIをあらゆる画面に対応
- 様々な画面サイズのデバイスに合わせてUIを変えることができる
- Android12のヴィジェットはサイズによってデザインを変えられるようになった
Material You全体の感想
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UIのカラー、デザインのカスタマイズがユーザ側からどれくらいの自由度で変えることができるのかが気になる
- OSシステムだけ? アプリ側はどの程度適用される?
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ウィジェットのデザインも結構自由に変わってる
- Android12からヴィジェットの新機能が色々と出ているので、Googleさん的には推しだったりするのだろうか...
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全体的に丸みのあるデザインに変更されいる
- アプリ側もこのデザインで統一するとOS側とのユーザエクスペリエンス差が少なくなりそう...
お試し
MDC-Androidに『Material 3』が追加されていました。どうやらこれがMaterial Youみたいです...
サンプルアプリも見ることができるため、気になる方はチェックしてみてください