うるるの新卒エンジニア研修を紹介します!
こんにちは!うるるで技術戦略を担当している部古賀です。
今回は、Qiitaアドベントカレンダーの企画として、今年実施した新卒エンジニア研修の内容についてご紹介したいと思います。
ついでに面接の「新卒研修ってどんなことやってるんですか?」を「ここ見といて」にしちゃおうという作戦ではない
うるるの研修の特徴
1. 常に改善を続ける質の高いプログラム
うるるでは、「エンジニアが働きがいを感じ、成長できる環境」を大切にしています。
その一環として、新卒エンジニア研修には特に力を入れ、「自ら学び、成長するエンジニア」を育成することを目的とした質の高いプログラムを提供しています。
この研修プログラムは、毎年研修会社様と二人三脚でカリキュラムを見直し、継続的な改善を行っています。
今年は、昨年から導入したLaravel/Vue.js研修をさらにブラッシュアップし、新たにテストコードを記述する演習を盛り込みました。
また、研修中のコミュニケーション活性化策として、
育成担当との1on1だけでなく、さまざまなメンバーとの1on1の機会を設けています。
多様な視点からフィードバックを得ることで、新卒エンジニアの成長を促しています。
さらに、研修終了後も9月末まで技術戦略部がフォローアップを担当し、
継続的な成長支援を行う体制を整えています。
毎年改善を重ねることは運営側にとって骨の折れる作業ですが、新卒エンジニアがより早く活躍できるよう、日々プログラムを磨き上げています。
2. 個別サポートによる成長促進 - 1on1と多様な交流
新卒エンジニアたちは、これまでの経験やスキルレベルが人によって大きく異なります。
そのため、うるるでは一律同じ内容とやる大学講義のような内容ではなく、
新卒たちの状況に応じてフォロー体制を作り、
スムーズな業務ジョインをサポートしています。
研修期間中は、毎日育成担当の先輩との1on1を実施。
業務の進捗確認や技術的な課題はもちろん、
キャリアプランや日々の悩みまで、何でも相談できる場を用意しています。
先輩からの温かい励ましやアドバイスは、
不安や悩みを和らげ、前向きな姿勢で研修に取り組む大きな支えとなっています。
このような密なコミュニケーションを通じて、
新卒エンジニアには「安心して成長できる!」と感じてもらえる環境づくりを目指しています。
各月の研修内容
4月:ビジネスマナー研修
4月は、社会人としての基本的なマナーや心構えを学ぶ期間です。
社内の多様なメンバーとの交流や同期との関係構築を通して、会社全体への理解を深めます。
5月:エンジニア研修(バックエンド編) - Laravel習得
5月からはPHP/Laravelを中心としたバックエンド研修がスタート。
Webアプリケーション開発の基礎を学び、実践を通してプログラミングスキルを身につけていきます。
また、AWS JumpStartにも参加し、クラウド技術に触れる機会も設けました。
研修は、質の高い指導で定評のある研修会社様のご協力のもと、ソースコードレビューや座学を交えながら進行します。
これにより、新卒エンジニアは着実に成長していきます。
弊社ではバックエンドエンジニアからのキャリアスタートがスタンダードではあるため、
バックエンド研修の期間を比較的長く取っていますが、
フロントエンドスタートの新卒もいるので、そこはご安心ください!
6月:エンジニア研修(フロントエンド編) - Vue.js習得 & ハッカソン
6月は、Vue.jsを用いたフロントエンド開発を学び、5月に学んだバックエンドをAPIとして活用しながら、フロントとの連携によるアプリケーション開発に取り組みます。
そして今年は、研修の集大成としてハッカソンを開催。
これまで培った知識・スキルを総動員し、自由なテーマでWebアプリケーションを開発します。
チームで課題を解決し、アイデアを形にするプロセスを通じて、実践的な開発能力を一段と磨きました。
発表の場では、上長やマネージャー陣から厳しくも愛情あるレビューを受け、さらなる成長のきっかけとしています。
7月:配属
7月からは、いよいよ各部署へ配属となります。
研修で培った知識や経験を踏まえ、
それぞれの新卒エンジニアが自分の持ち場で活躍してくれることを期待し、
送り出しています。
終わりに
うるるの新卒エンジニア研修は、技術的なスキル習得だけでなく、社会人としての基礎力、コミュニケーション能力、問題解決力など、さまざまな能力を育むことを目指しています。
今後も新卒エンジニア一人ひとりの成長を支え、未来を担うエンジニアを育てるために、研修プログラムの改善を続けていきます。
引き続き、うるるの取り組みにご期待ください!