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[2026.1] CKS(Certified Kubernetes Security Specialist)合格体験記

Last updated at Posted at 2026-01-17

TL;DR

  • CKA合格直後からCKSを勉強し、初回で合格(得点: 89/100)
  • 学習期間は2〜3週間(合計70〜80時間)
  • KodeKloud + killer.sh + 公式ドキュメントで十分
  • 暗記より「手を動かす」「ドキュメントを引けるか」が重要

はじめに

CKS(Certified Kubernetes Security Specialist)について調べ始めると、

  • 出題範囲がとにかく広い
  • OSSが多く、何から手を付ければいいか分からない
  • CKAより一気に難しそう

と感じる方も多いと思います。

私自身もまさにその状態でしたが、
CKA合格直後の勢いのまま学習を継続し
2026年1月に CKSを初回受験で合格 することができました。

本記事では、これからCKSの勉強を始めるエンジニア向け に、

  • どこから手を付けるべきか
  • 何をやらなくていいか
  • 試験で求められる現実的なレベル感

を、実体験ベースでまとめます。


受験時のスペック

  • 受験日:2026年1月
  • 受験回数:初回
  • CKA:取得済み
  • Kubernetes実務経験:半年程度
    • 実務では ECS が中心
    • Pod / Deployment / Service / Ingress をなんとなく触ったことがあるレベル

Kubernetesのセキュリティ領域については、
ほぼ未経験からのスタートでした。


学習期間とスケジュール

  • CKS対策の学習期間:2〜3週間
    (CKAの学習を含めると約1ヶ月半)
  • 学習時間:
    • 平日:3〜4時間
    • 休日:5〜6時間
  • 合計学習時間:70〜80時間程度

CKA直後だったため、

  • kubectl操作
  • マニフェストの読み書き
  • Kubernetesの基本構造

はほぼ復習せずに進められました。


使った教材・リソース

KodeKloud CKS

メイン教材です。

  • ハンズオン中心で理解しやすい
  • CKAとの差分(セキュリティ)に集中できる
  • 模擬試験は2〜3周実施

CKSは「知識量」よりも
手を動かして設定できるか が重要だと感じました。


公式ドキュメント

  • Kubernetes公式ドキュメント
  • Falco / Trivy などOSSの公式ドキュメント

暗記はせず、
試験中に参照する前提 で「どこに何があるか」を意識して読みました。


killer.sh

36時間有効の模擬試験サービス。

  • 試験直前のスコア:41 / 73

この時点ではかなり不安でしたが、
体感としては 本番の方がやや簡単 に感じました
(※個人差はあると思います)。


実際にやった学習内容

Security Context(最重要)

  • 各設定項目が何を意味するのか
  • Pod / Containerレベルでどの設定が適切か

CKAではほとんど触れない分野なので、
理解できるまで何度も手を動かしました。


NetworkPolicy / Cilium

  • Namespace単位
  • ワークロード単位

で、どのような通信制御ができるかを整理しました。
雰囲気理解だと本番で確実に詰まります。


Audit / Admission Control

  • Kubernetesのaudit設定
  • Admission Controllerをapiserverにどう適用するか

公式ドキュメントを見ながら設定できる状態 を目標にしました。


やってよかったこと

OSSドキュメントを一度は通す(特にFalco)

  • event / condition / rule の考え方
  • 何を検知して、どうアラートが出るのか

を把握しておくだけで、問題文の理解スピードが大きく変わりました。


killer.shは満点取れるまでやる

  • 問題の癖
  • 時間配分
  • 試験環境への慣れ

どれを取っても本番で効きます。


Kubernetesドキュメント検索の練習

  • どんなキーワードで探すか
  • 設定例が載っているページはどこか

これを事前にイメージできているかどうかで、
試験中の余裕がまったく違いました。


試験当日の感想

難しかったポイント

  • system callなどKubernetes外の知識
  • Trivy / kube-sec / FalcoなどOSSツールの使い方
  • 出題範囲の広さ

Linuxの基礎知識があると理解はかなり楽になります。


時間配分

  • 制限時間:120分
  • 少し考えて分からない問題は即スキップ
  • 最後まで解き終わった時点で30分程度余裕あり
  • スキップは2〜3問

深追いしない判断が重要でした。


つまずいたポイントと対策

Admission Controller

  • 動作フローが分かりづらい
  • 設定の全体像が掴みにくい

→ 公式ドキュメントとKodeKloud模試を往復して理解。


Falcoルール作成

  • 知見がほぼゼロ
  • アラート条件の考え方が難しい

→ ドキュメントを読みつつ、
LLMと壁打ちして理解のズレを確認。


CKSならではのポイント

  • Kubernetesの機能理解だけでは足りない
  • セキュリティ系OSSや周辺知識の出題が多い

本番では、

  • オプションはヘルプを見る
  • 暗記しない
  • ドキュメント前提で解く

ことを意識しました。


これからCKSを受ける人へ

これだけはやる

  • KodeKloud CKS
  • killer.sh(満点取れるまで)
  • OSS公式ドキュメントの場所把握

やらなくていいこと

  • 細かすぎる暗記
  • 実務で使わないレベルの深掘り

おすすめ学習順

  1. Security Context / Pod Security
  2. NetworkPolicy / Runtime Security
  3. Falco / TrivyなどOSS
  4. Audit / Admission Control
  5. 模試(KodeKloud → killer.sh)

試験環境の注意点

  • リモートデスクトップ環境が使いづらい
  • killer.shで操作に慣れておくのは必須
  • Mac環境ではショートカットが効かないこともある

Firefoxの検索タブ操作は事前に確認しておくと安心です。


まとめ

CKSは、

  • Kubernetesのセキュリティプラクティスを
  • ハンズオンベースで深く理解できる

非常に良い試験だと感じました。

Kubernetes運用の理解も一段深まるので、
CKA合格後の次のステップとしておすすめです。

これから受験する方の参考になれば幸いです。

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