ACPI BIOS ErrorとACPI Errorに対する奮闘記を残しておく。
なお、これは未解決問題であり、将来また対処しなければならないと思われる。
(追記)こちらでデフォルトで起動するカーネルを変更することに成功した。
(追記)こちらでOSをAlmaLinuxに移行し、このエラーが出なくなった。
起動時のエラーと試行
停電のためCentOS8の計算機をシャットダウンした。
その後に電源を入れたところ、このようなエラーが出てきた。
You are in emergency mode. After logging in, type "journalctl -xb" to view
system logs, "systemctl reboot" to reboot, "systemctl default" or "exit"
to boot into default mode.
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ root ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
(Control-D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ):
■はもしかして文字が隠れてる?と思い、こちらを参考にすると"Give root password for maintenance(or type Control-D to continue):" だと思われるので、rootのパスワードを入力。
# journalctl -xb | grep Error
... ACPI BIOS Error (bug): Failure creating named object ...
... ACPI Error: ...
こちらを参考に対処する。
# emacs /etc/default/grub
+ GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash acpi=strict”
こちらを参考に変更を適用。
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
# exit
これでもダメだった。
結局どう対処したか
電源を入れたあと起動するOSを選ぶときに、今までは一番上を選択していた。
それを2番目に変えた。
ACPI BIOS Errorは出たように見えたし、ログイン画面まではいかなかったが、リモートからsshできるようにはなったので、とりあえずは良しとする。
"A problem has occurred and the system can't recover.
Please log out and try again."という画面のまま放置した。
何が原因だったのだろうか
こちらを見ると、どうやらハード的な問題の可能性が高そう。