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E.G.G. Japan に参加しました

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E.G.G. Japan とは

E.G.G. Japan とは Expert of Google Cloud for Gaming Japan の頭文字を取ったもので、ゲーム開発のために Google Cloud エキスパートになりましょうというゲーム業界のエンジニアに絞った Google Cloud Japan からの招待制トレーニングプログラムとなります。
招待制ということもあり、自ら進んで受講することはできないのですが機会に恵まれた人の参考になればと思い記録として残しておきたいと思います。

プログラムの内容

プログラムの内容に関しては私が参加した第7期での内容ですべてオンラインでの開催となっております。
期ごとに異なる可能性もありますので、参考という形でお願いします。
 
プログラム期間はおおよそ3か月でトレーニングコースが2つ用意されており、どちらかを選択した上で期間内にそのコースを完了させる必要があります。

  • オンライン学習プラットフォームから講義を規定数受講する
  • PCA ( Professional Cloud Architect )もしくは PCD ( Professional Cloud Developer )の資格を取得する

この2つのどちらかを選択して進めることになります。
締め切りはありますが、途中で切り替えることも可能でした。

それぞれ紹介しておきます。

オンライン学習プラットフォームから講義を規定数受講する

1つ目はCourseraと呼ばれるオンライン学習プラットフォームから Google Cloud に関する講義を規定数終わらせるというものです。
この講義は動画を見て学習するフェーズと、実際に Google Cloud を利用して与えられた課題をこなすフェーズの2つで構成されています。
1講義につきおおよそ10~15時間程度の時間が掛かります。
少なくとも短時間で終わるというものではなかったです。

PCA もしくは PCD の資格を取得する

2つ目は Google Cloud の認定資格である、PCA もしくは PCD どちらかの資格試験に合格して報告するというものになります。
こちらは1つ目にあるCourseraも使えますし、試験を受けるためのサポートもありました。

コース共通

上記2コースとは別でオンラインセッションが複数回、自主学習時間としてもくもく会も複数回用意されており、オンラインセッションはすべて参加必須でコース修了条件にもなっています。

ちなみにですが、私はクラウドサービス初心者ということもあったので素直にCoursera受講コースを選択しました。

Courseraについて

私が受講したCourseraについて少し掘り下げます。
Google Cloud に関する講義を受けていきますが、予め PCA と PCD で受ける講義が用意されているので何を受講するのか迷うことはなかったです。
3.png

講義のサイクルは動画を見る、 Google Cloud Skills Boost (旧 Qwiklabs)と呼ばれるハンズオン、理解度テストの流れになっており、インプットだけではないので身につきやすい構成になっています。
1.png

理解度テストは3回失敗すると再度テストを受けるには8時間待つ必要があるものもあり、多少の緊張感もありました。
また、コース修了条件クリア後は特典として自由にCourseraを利用できたので、私はここぞとばかりに機械学習系の講義含めて最終的に計11個受講しました。

プログラムの流れ

以下の流れで進みました。

・オンラインセッション
・もくもく会
・懇親会
・修了式

指定された期日までにCourseraの受講完了もしくは、試験合格報告をすることで修了認定となります。
また、もくもく会は1か月に1回、月末あたりに用意されていました。

オンラインセッション

Google Meet で行われ、セッション1回につき Google Cloud に関する講義が複数ありました。
1回のセッションは3時間程度あり、 Google Cloud の体系的なところからサービスに絞ったところまで Google Cloud のエンジニアから講義を受けることができます。
E.G.G. は基本的に自己学習に委ねられているので、こういったセッションは刺激になります。
各回のセッション冒頭ではモチベーションアップの趣向として、参加者の中からアワードが選出されます。
そして、本当にたまたまですが私も受賞させていただくことができました。
egg_award.jpg

懇親会

オンラインにて実施されました。
参加は任意で E.G.G. プログラム参加者やGooglerとの交流ができました。
事前のアンケートで参加を表明しておくと、懇親会キット(食べ物とドリンク)が送られてきました。
中身は厳選されたおつまみ詰め合わせで、懇親会の冒頭で1つ1つ内容の説明までしていただけるほどこだわりが詰まった懇親会キットでした、どれも非常に美味しかったです。
eggkit.jpg
(ビールが嬉しい!どれも美味しかった)

後は事前に連絡されていたチーム分けのルームで他社のエンジニアの方たちと交流できました。
全員がゲーム業界に身を置く開発者ということもあり、ゲームの話で盛りあがったのを覚えています。

もくもく会

参加は任意となっており、自主学習時間としてCourseraを進めても良いのですが Google Cloud エンジニアの方から試験問題の読み合わせであったり、 Google Cloud の説明をしていただけたりしたのでCourseraに集中するより話を聞くほうが有効に使える会でした。

修了式

オンラインセッションの各回アワードの再発表と修了者全員の名前がエンドロールという形で流れ、私も無事そのエンドロールに名前を連ねることができました。
やはりそれなりに負荷の掛かるプログラムになっているので、全員が修了できるというものでもなかったです。
業務をこなしつつ勉強するという時間的制約がハードルの高さを上げているのかもしれません。
(とくに今回はゼルダ、ディアブロ4、スト6、FF16と大作ゲームの発売日と被ってましたから多数の人が時間の捻出に苦労したのではないかと推測・・)
修了者には Google Cloud のパーカーが貰えました。
最後にこれを着てオンライン集合写真も撮りました。
eggparker.jpg

更に各アワード受賞者は追加で賞品が貰えました。
eggaward.jpg
(ちょっと深読みしてしまう手足に巻けるクッション)

修了式の後は参加者同士で懇親会がありました。
この懇親会は任意参加で部屋ごとにトークテーマが割り当てられていて、事前に参加有無とどのトークテーマのルームに入るかをアンケートで答える形になっていました。
私はブレず、ゲーム部屋で交流してきました。

参加してどうだったか

私はCourseraの講義を終わらせるコースを選択していたので、試験対策に追われることなく気楽に受講することができました。
Courseraの講義の中にはMinecraftサーバーを立てるというものあったので、興味を持って楽しみながら進められました。
肝心の Google Cloud の習熟度はどうなんだと問われると、さすがに業務で通用するレベルには至っていませんが、実現したい目的から手段として Google Cloud のサービスを選択するくらいまでのことはできそうです。
どれだけネットワークに関する知識を持っているかで、トレーニングプログラム期間に対する習熟度に振れ幅があると思います。
私は業務上で Google Cloud を使う機会は訪れない可能性の方が高いですが、これから使おうと思っている、または使う必要があるという方にはこれまでにない学習機会になるんじゃないでしょうか。

まとめ

  1. E.G.G. Japan はゲーム開発者限定の招待制トレーニングプログラムです。
  2. Courseraを規定数受講するか、 Google Cloud 認定試験に合格する必要があり、修了するにはそれなりに時間を要するので負荷が掛かります。
  3. Google Cloud の基礎力を身につけることができます。
  4. プログラムオリジナルグッズが貰えて、他社のゲーム開発者やGooglerとも交流もできますよ。

いかがでしょうか。
魅力的なプログラムとなっていますので、機会に恵まれることがあれば受講して損はないと思いました。

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