目的によると思います。趣味でプログラミングをしたいのか、それとも仕事でプログラミングをしたいのか。
趣味でプログラミングをしたい人のほとんどは「作りたいもの」が決まっています。 例えばゲームとか、個人用のWebサイトとか。会社の中で効率化のためにマクロやプログラムを書き始める人もこれに含めても良いかもしれません。書きたいものがある、または書くのが楽しくてプログラムを書いているからです。
それで、もし趣味なのに色々試しても全く楽しめないなら、それはやめた方がいい趣味なのかもしれません。趣味は楽しむためにやるものです。
「生きて、帰ろう」(画像は生成)
しかし 職業プログラマーには「作るべきもの」がまずあって、そのためのプログラミングをしています。ですからプログラミング自体が楽しいことはあまりありません。 作りたいと思うようなものは大体誰かが既に作っているので、仕事で依頼されることはないからです。
プログラマーは納品すべきプログラムを完成させるために、顧客との折衝、仕様の分析、仕組みの設計、膨大なテストなど、コーティング以外の面倒なことも含め、全部きちんとこなして納品にたどり着きます。どれか1つでも手を抜いたら後で苦しむのは自分です。
さらに職業プログラマーは、どんなにうまく仕事が終わったところで、すぐに次の仕事で同じ作業を繰り返すことになります。浸っている暇などありません。大工でも飛行機のパイロットでもスポーツ選手でも宇宙飛行士でも、 みんなそういう「繰り返し」を仕事にしています。それ自体が楽しいかと聞かれたら、ほとんどの人が良くて「そこそこ」でしょう。
どの仕事にも適性はありますし、不当に安い給料でこき使われる職場もあります。楽しくない、やっていけないと感じるなら他の仕事や分野を探すのも手かもしれませんが、 自分にとって「なんとか続けていける勉強」であれば、それは仕事にしてもやっていける分野である可能性が高いと思います。 クライアントに感謝されたり、ユーザーが喜んでくれたりとすごく嬉しい瞬間も時々ですがありますしね。仕事の楽しさって、内容よりもそういうところから得るものだと思いますし。
ちなみに、とにかく楽しくプログラマーをやりたいタイプの人は、不安定な新しい技術や極端な開発手法を試したい誘惑に負け、クライアントのためにならない設計やコーディングをしてしまいがちです。 意欲的に取り組むことも大切ですが、個人的には少し冷めてるくらいの方が的確な設計や判断ができると思いますよ。
私ですか?私は「そこそこ好き」です。多分。
今はフリーランスのコンサル兼プロマネ兼プログラマー兼プログラミング講師の何でも屋なので正直色々ありましたが、それでも20年以上続けてるのでそこそこ好きなんでしょう。
もし楽しくなくてもまだ続けられると思うなら、ぜひ頑張ってみてください。プログラマーの1人として、心から歓迎しますよ。
