初めての電卓作成
「フォルダーを作成」から適当な名前(とりあえず電卓で)をつけて「OK」を押す。
するとこういう画面になるので、「ルートノードを生成」から「2Dシーン」をクリック
ここから電卓を作成していきます。
まずは左上のシーンカテゴリの下にある「+」ボタンをクリックします。
そこから「Node2D」を選択
すると「Node2D」の下に「Node2D」が新たに作成されました。
ここから更に、下の階層のNode2Dから「+」ボタンを押して、今度は「Button」を選択(上の検索欄から「button」と打つとすぐ出ます)。
Node2D
L「Node2D」
L「Button」
といった構造になっていれば成功です。
画面に小さい箱が出るので拡大してみましょう。
そして画面右の「インスペクター」から「Text」に「1」を半角で入力してみます。
電卓ということで、まずはこのボタンを押したときに「1」が出力できるようにしましょう。
まずは”2段目”のNodeをクリックして、次に赤丸で示したボタンをクリック
すると↓のような画面が出るので、名前はわかりやすく(ここではButton)付けて「作成」をクリック。
すると今度はプログラムを編集する画面が出てきました。
ここにボタンの値を出力するプログラムを書いていきます。
まず、シーンから「Button」を選択。
次に画面右の「ノード」をクリック。
ズラーっと項目が並んでいますが、ここでは「button_down()」を選択します。
すると↓の画面が出ますが、そのまま「接続」をクリック。
こうすることで、新たにプログラムが追加されました。
ここには、ボタンがクリックされたときに実行してほしい内容を書き込みます。
最下行を
func _on_Button_button_down():
pass # Replace with function body.
から
func _on_Button_button_down():
print($Button.text)
と書き換えます。
では一旦実行してみましょう。実行は右上の「再生」ボタンで行えますが、今のままでは「メインシーン」というものが存在しないので実行できません。
そこで一旦戻って、左上のシーンタブから「シーンを保存」をクリックします。
そしてシーン名を適当に付けて(ここではmainに変更)、「保存」をクリック。
すると今まで作っていたものを保存したシーンファイル(赤でかこまれたファイル)が生成されました。
そして、もう一度「再生ボタン」を押して「現在のものを選択」を押せば実行画面が立ち上がります。
そして、1ボタンをクリックすると出力画面に1が出力されるようになりました。
次回は「0〜9」,「+-×÷」,「=」といったボタンを実装したり、実際に計算できるところまで解説してみようと思います。