この記事は
Qiita新着記事の誤字をチェックするツールをつくりました
用途👇
- 自分で投稿した記事の誤字をチェックする
- 誰かが投稿した記事の誤字を直して差し上げる
この記事は、ツールの紹介&自分のための備忘録です
経緯・余談
Azureの勉強をしています
今年に入ってAZ-900とAZ-104の資格をとったので、つづけてAZ-204をとりたい
AZ-204試験の紹介ページによると
本試験の受験者は、要件の定義と設計から、開発、デプロイ、保守に至るまで、開発のすべての段階に参加するクラウド開発者です。
とのことで、Azureを使ってデプロイとかログの監視とかが必要そうなので
実戦形式で学習しようと思った次第
ツールの紹介
まず初めに、このアプリはAzureのApp Service無料枠にデプロイしているので、アクセス数によっては使えなくなるかもです
過去に、Power Automateをつかって誤字を自動で修正していくデスクトップツールをつくった
その資産(と呼べるほどのものではない)を使いまわせると思ったので
今回は誤字をみつけて、編集リクエストへ誘導するようなアプリをつくった
本来は1クリックで編集リクエストを飛ばせるまでいけたらよかったけど
編集リクエストを飛ばすAPIは用意されていないので、クリップボードに修正文をのせるまで自動で
そこから先、編集リクエストを送るところは人力になる
具体的な手順
Qiitaにログインしているブラウザでアクセスしてください(編集リクエスト画面に飛ぶために)
サイトにアクセスすると、Blazor丸出しの画面と対面する
左のナビゲーションバーのTypo
をクリックすると下記画面が表示される
具体的な手順はサイト自体に載せている通り👇
- 修正後と元記事を比較します
- 修正後の文章が正しければ、
Copy!
を押します(クリップボードに修正後の全文がコピーされます) - タイトルのリンクをクリックすると、編集リクエスト画面が新しいタブで開きます
- クリップボードの文章を貼り付けて、差分を確認し、編集リクエストを送信します
リンク内の誤字や、文脈的に誤字ではないと判断した場合は、ゴミ箱ボタンを押してください。その行が非表示になります
中身
- サイトへのアクセスがあったらQiitaAPIを1回たたいて、新着の100件を取得する
- jsonの応答の中から
body
をとってきて、誤字があるか判定する関数に入力する - 誤字があれば、
\n
で区切って誤字がある文だけを画面に表示する
特筆すべきイマイチな点
画像と同じ行に誤字があると、テーブルが大きく崩れる
備忘録
クリップボードにテキストを送るところはJavascriptの力を借りた
マークダウンをHTMLに変換するライブラリ
App Serviceのタイムゾーンを東京にする
Application Insightの使い過ぎに注意する
ログを送りまくると
LogAnalytics(31日)もApplicationInsight(90日)も規定では無料範囲内の保存期間になっている
構成>全般設定>ARR アフィニティOFF
ステートレス アプリケーションの場合は、このオプションを [オフ] に設定できます。
その他
Azure App Serviceにデプロイしたアプリのサイズ比較
- ASP.NET Core MVC Web アプリケーション:90MB
- 今回のBlazor Serverアプリ:40MB